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つつみ 【包み】🔗🔉

つつみ 【包み】 ■一■ [3] (名) (1)紙などで包んだもの。「おみやげの―を開く」「紙―」 (2)物を包むために用いるもの。風呂敷など。「―に,衣箱の,おもりかに古体なる,うちおきて,おし出でたり/源氏(末摘花)」 ■二■ (接尾) 助数詞。包んであるものを数えるのに用いる。「一―ずつ配る」

つつみ-い ― 【包み井】🔗🔉

つつみ-い 【包み井】 (1)周りを石などで囲って水をたたえた井戸。「鈴が音の駅家(ハユマウマヤ)の―の水を飲(タマ)へな妹が直手よ/万葉 3439」 (2)宮中で正月の若水に用いるために,前年の冬から蓋(フタ)をして封じておく井戸。

つつみ-いい ―イヒ 【包み飯・裹み飯】🔗🔉

つつみ-いい ―イヒ 【包み飯・裹み飯】 強飯(コワメシ)を木の葉などに包んだもの。古代,儀式などの際,下級の参加者に給した。

つつみ-かくし [0] 【包み隠し】 (名)スル🔗🔉

つつみ-かくし [0] 【包み隠し】 (名)スル 包み隠すこと。秘密にすること。「―のないところを話す」

つつみ-がまえ ―ガマヘ [4] 【包構え】🔗🔉

つつみ-がまえ ―ガマヘ [4] 【包構え】 漢字の構えの一。「包」「勾」などの「勹」。くがまえ。

つつみ-がみ [3] 【包み紙】🔗🔉

つつみ-がみ [3] 【包み紙】 物を包むのに用いる紙。包装紙。

つつみ-きん [0] 【包み金】🔗🔉

つつみ-きん [0] 【包み金】 (1)祝いやお礼などとして,紙に包んで渡す金銭。つつみがね。 (2)江戸時代,金座で紙包みにし,封印した金貨。 →包み銀

つつみ-ぎん 【包み銀】🔗🔉

つつみ-ぎん 【包み銀】 江戸時代,銀座で紙包みにし,封印した銀貨。包み銀はそのままの状態でも通用した。公認の両替屋や豪商が封印した包み銀も同様に扱われた。金の場合は包み金という。

つつみ-どう [3] 【包み胴】🔗🔉

つつみ-どう [3] 【包み胴】 胴丸や腹巻の表面を綾・緞子(ドンス)・繻子(シユス)などで包んだもの。

大辞林 ページ 149753