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つづら-ふじ ―フヂ [3] 【葛藤】🔗🔉

つづら-ふじ ―フヂ [3] 【葛藤】 ツヅラフジ科のつる性落葉木本。暖地の山中に自生。茎は緑色で無毛。葉は互生し,長柄があり,卵円形で時に掌状に浅裂する。雌雄異株。夏,淡緑色の小花を円錐花序に付け,黒熟する核果を結ぶ。つるでかごなどを編み,根・茎は利尿薬やリューマチの薬とする。オオツヅラフジ。 葛藤 [図]

つづら-ふじ-か ―フヂクワ [0] 【葛藤科】🔗🔉

つづら-ふじ-か ―フヂクワ [0] 【葛藤科】 双子葉植物離弁花類。熱帯地方に多く,世界に約七〇属四〇〇種がある。つる性の木本または草本,時に直立の低木。雌雄異株。根にアルカロイドを含み薬用とするものもある。アオツヅラフジ・ツヅラフジ・コウモリカズラなど。

つづら-か 【円らか】 (形動ナリ)🔗🔉

つづら-か 【円らか】 (形動ナリ) 目を大きくみはるさま。「そこに目も―なる小法師にて/栄花(花山)」

つづらぶみ 【藤簍冊子】🔗🔉

つづらぶみ 【藤簍冊子】 歌文集。六巻。上田秋成作。昇道編。1802年成立。1805〜06年刊。和歌・紀行・文集から成る。歌は万葉・古今にかかわらない自由な歌風であり,紀行・文集は雅文体で流麗である。

つづり [3][0] 【綴り】🔗🔉

つづり [3][0] 【綴り】 (1)綴ったもの。つづり合わせたもの。とじたもの。「書類の―」 (2)欧米語などの単語を構成する文字の配列。綴り字。スペリング。スペル。「英語の―」 (3)つぎ合わせて作った,粗末な着物。また,法衣。「たむけには―の袖もきるべきに/古今(羇旅)」

つづり-かた [4][0] 【綴り方】🔗🔉

つづり-かた [4][0] 【綴り方】 (1)もと小学校の国語科の一分科。文章の作り方。今の作文にあたる。 (2)つづる方法。「ローマ字の―」

つづり-させ [4] 【綴り刺せ】🔗🔉

つづり-させ [4] 【綴り刺せ】 〔冬の用意として衣を綴り刺せ,という意〕 キリギリス(今のコオロギ)の鳴き声。綴れ刺せ。「秋風にほころびぬらしふぢばかま―てふきりぎりすなく/古今(雑体)」

つづり-じ [0][3] 【綴り字】🔗🔉

つづり-じ [0][3] 【綴り字】 「綴り{(2)}」に同じ。

つづり-あわ・せる ―アハセル [6][0] 【綴り合(わ)せる】 (動サ下一)[文]サ下二 つづりあは・す🔗🔉

つづり-あわ・せる ―アハセル [6][0] 【綴り合(わ)せる】 (動サ下一)[文]サ下二 つづりあは・す つづって一つにする。とじ合わせる。「書類を―・せる」

大辞林 ページ 149758