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つ・む [0] 【積む】 (動マ五[四])🔗🔉

つ・む [0] 【積む】 (動マ五[四]) (1)物の上に物を重ねる。「石を―・んで塀を作る」「みかんが山と―・まれている」 (2)乗り物に荷物をのせる。積載する。「貨車に石炭を―・む」「砂利を―・んだトラック」 (3)長い期間をかけて,次第に増やしたり高めたりする。「フランスで修業を―・んだコック」「経験を―・む」「トレーニングを―・む」 (4)(金品を)ためる。また,貯金する。「毎月五円宛(ヅツ)会社の方で預つて―・んで置いて/吾輩は猫である(漱石)」 (5)金銭を相手に渡すべく用意する。「いくら金(カネ)を―・まれてもこの土地は売らない」「保釈金を―・んで保釈される」 (6)「つもる{(1)}」に同じ。「雪が降り―・む」「雪のいとおほく降りたるを,うれしうもまた―・みつるかなと/枕草子 87」 〔「積もる」に対する他動詞〕 [可能] つめる

つ・む 【齧む】 (動マ四)🔗🔉

つ・む 【齧む】 (動マ四) 前歯でかむ。かじる。「似げなきもの…髯勝ちなる者の椎―・みたる/枕草子 41」

つ・む 【集む】 (動マ下二)🔗🔉

つ・む 【集む】 (動マ下二) あつめる。「なげきな―・めそうき事にあひくる身をばすてぬものから/古今(物名)」

つむ-がた [0] 【紡錘形】🔗🔉

つむ-がた [0] 【紡錘形】 紡錘に糸を巻いたときの形。ぼうすいけい。

つむぎ [0] 【紬】🔗🔉

つむぎ [0] 【紬】 〔動詞「紡ぐ」の連用形から〕 紬糸で織った絹織物。紬糸の節が織りに表れ,ざっくりとした風合をもつ。紬織り。

つむぎ-いと [4] 【紬糸】🔗🔉

つむぎ-いと [4] 【紬糸】 屑繭(クズマユ)または真綿からつむいだ絹糸。

大辞林 ページ 149812