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つめ-どころ 【詰(め)所】🔗🔉

つめ-どころ 【詰(め)所】 最も大切な所。急所。見せ場。「よき能と申は,本説正しく珍らしき風体にて,―ありて,懸り幽玄ならんを第一とすべし/風姿花伝」

つめ-なが 【爪長】 (名・形動)🔗🔉

つめ-なが 【爪長】 (名・形動) 〔「爪に火をともす」のことわざから,火をともすために爪を長くする意〕 非常に欲深いこと。けちなこと。また,そのさま。そのような人をもいう。「内方は生れついての―でござれば/歌舞伎・五大力」

つめ-なしじ ―ナシヂ [3] 【詰め梨子地】🔗🔉

つめ-なしじ ―ナシヂ [3] 【詰め梨子地】 梨子地蒔絵(マキエ)の中で,最も梨子地粉(ナシジフン)を濃く蒔きつけたもの。濃(コイ)蒔梨子地。 →梨子地

つめ-の-あか [5] 【爪の垢】🔗🔉

つめ-の-あか [5] 【爪の垢】 (1)爪の間にたまったあか。 (2)きわめて分量の少ないことのたとえ。「―ほども不正はしていない」

――を煎(セン)じて飲・む🔗🔉

――を煎(セン)じて飲・む すぐれた人の爪の垢を薬として飲みでもして,その人にあやかるように心がける。

つめ-の-しろ 【詰の城】🔗🔉

つめ-の-しろ 【詰の城】 (1)一つの城の中で最終拠点となる地域,または曲輪(クルワ)。本丸一帯をさす場合と,本丸よりもさらに重要な曲輪を設けてそれをさす場合とがある。 (2)複数の城で防衛地域を設定した場合,最終拠点となる城。支城に対する本城。

つめば-けい [3] 【爪羽鶏】🔗🔉

つめば-けい [3] 【爪羽鶏】 キジ目の鳥。雌雄同色。頭上に赤褐色の冠羽があり,目の周りは鮮青色。雛(ヒナ)の翼に顕著な爪がある。南米のブラジル・コロンビア等に分布。

つめ-ばら [0] 【詰(め)腹】🔗🔉

つめ-ばら [0] 【詰(め)腹】 (1)強制されて切腹すること。「急ぎ―きらするか/浄瑠璃・嫗山姥」 (2)不本意ながら,他からむりやり責任をとらされること。強制的に辞任・辞職をさせられること。「役職上―を切らされる」

つめ-ばん [0] 【爪判】🔗🔉

つめ-ばん [0] 【爪判】 (1)「爪印(ツメイン)」に同じ。 (2)江戸時代,罪人が白状した口書(クチガキ)に押した爪印。

つめ-ばん [2] 【詰(め)番】🔗🔉

つめ-ばん [2] 【詰(め)番】 当番をきめて出仕したり,宿直したりすること。

大辞林 ページ 149819