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つる-の-こ [1] 【鶴の子】🔗🔉

つる-の-こ [1] 【鶴の子】 (1)鶴のひな。長寿を保つよう祝っていう言葉。「思ひやれまだ―の生ひさきを千世もと撫づる袖のせばさを/後拾遺(賀)」 (2)八代目の孫。雲孫(ウンソン)。[節用集(明応本)] (3)曾孫の子。[日葡] (4)「鶴の子餅」の略。

つるのこ-いも [4] 【鶴の子芋】🔗🔉

つるのこ-いも [4] 【鶴の子芋】 サトイモの異名。

つるのこ-もち [4] 【鶴の子餅】🔗🔉

つるのこ-もち [4] 【鶴の子餅】 上新粉で製した,祝儀用の卵形をした紅白の餅。

つる-の-すごもり [1] 【鶴の巣籠り】🔗🔉

つる-の-すごもり [1] 【鶴の巣籠り】 (1)囲碁で,追い落としの一型。並んだ三子の石が三方を包囲され,一方はあいているが逃げ出せない石の配置。すごもり。 (2)尺八の曲の一。親鶴が子を育て別れるまでの情愛を表現した曲。数種の同名異曲がある。琴古流では「巣鶴鈴慕(ソウカクレイボ)」という。同名の曲が胡弓本曲にある。

つる-の-はし 【鶴の嘴】🔗🔉

つる-の-はし 【鶴の嘴】 「つるはし(鶴嘴)」に同じ。「いしきり・―をもつて/幸若・はま出」

つる-の-はやし 【鶴の林】🔗🔉

つる-の-はやし 【鶴の林】 「鶴林(カクリン){(1)}」に同じ。「煙絶え雪降りしける鳥辺野は―の心地こそすれ/栄花(鶴の林)」

つる-の-ほうちょう ―ハウチヤウ 【鶴の庖丁】🔗🔉

つる-の-ほうちょう ―ハウチヤウ 【鶴の庖丁】 江戸時代,正月に将軍から朝廷に献上した鶴を清涼殿において内膳司の庖丁人が料理する儀式。

つる-の-まる [0] 【鶴の丸】🔗🔉

つる-の-まる [0] 【鶴の丸】 鶴紋の一。翼を広げた鶴を円形に図案化したもの。一羽から三羽まである。

つる-はぎ 【鶴脛】🔗🔉

つる-はぎ 【鶴脛】 (鶴の脚のように)衣の丈が短くすねが長く現れ出ていること。「氏の院に―・裸にて上に居つつ/宇津保(国譲下)」 →裸鶴脛

つる-はし [2] 【鶴嘴】🔗🔉

つる-はし [2] 【鶴嘴】 硬い土を掘り起こすのに用いる道具。鉄製で両端または片方だけを鶴の嘴(クチバシ)のような形に作り,柄をつけたもの。つるのはし。

つる-はじき [3] 【弦弾き】🔗🔉

つる-はじき [3] 【弦弾き】 「弓懸(ユガケ)」に同じ。

大辞林 ページ 149855