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つる-ばみ [0] 【橡】🔗🔉

つる-ばみ [0] 【橡】 〔上代は「つるはみ」か〕 (1)クヌギの古名。また,どんぐりの古名。 (2)どんぐりの実やかさの煎汁(センジユウ)で染めた色。(ア)古代は鉄媒染による黒に近い灰色で,身分の低い人の衣の色。平安期には茜(アカネ)を加えて,四位以上の人の袍(ホウ)の色となる。「紅はうつろふものそ―のなれにし衣になほ及(シ)かめやも/万葉 4109」(イ)喪服の色。また,喪服。「衣の色いと濃くて―の喪衣一かさね/源氏(夕霧)」

つる-ばら [2] 【蔓薔薇】🔗🔉

つる-ばら [2] 【蔓薔薇】 枝がつる状に長くなるバラ。

つるび 【交尾・孳尾・遊牝】🔗🔉

つるび 【交尾・孳尾・遊牝】 交尾。「馬を牽(ヒ)きて前に就(イタ)して―せしむ/日本書紀(武烈訓)」

つる・ぶ 【交尾ぶ・孳尾ぶ・遊牝ぶ】 (動バ四)🔗🔉

つる・ぶ 【交尾ぶ・孳尾ぶ・遊牝ぶ】 (動バ四) 〔「連ぶ」と同源〕 「つるむ(交尾)」に同じ。「他の烏遞(タガイ)に来たりて―・ぶ/霊異記(中訓注)」

つる・ぶ 【連ぶ】 (動バ下二)🔗🔉

つる・ぶ 【連ぶ】 (動バ下二) (1)並べる。連ねる。「鼻を―・べて参りたるぞや/狂言記・靫猿」 (2)鉄砲などをつづけざまにうつ。つるべうちにうつ。「すきまをあらせず,―・べかけ―・べかけ/太閤記」

つる-ぶくろ [3] 【弦袋】🔗🔉

つる-ぶくろ [3] 【弦袋】 「弦巻(ツルマキ)」に同じ。

つる-ふじばかま ―フヂバカマ [5] 【蔓藤袴】🔗🔉

つる-ふじばかま ―フヂバカマ [5] 【蔓藤袴】 マメ科の多年草。山野に多い。茎はつる性で稜がある。葉は羽状複葉で中軸の先が巻きひげとなる。八〜一〇月,葉腋(ヨウエキ)に総状花序を出して紅紫色の蝶形花をつけ,扁平な豆果を結ぶ。

つる-ぶち [0] 【蔓斑・鶴斑】🔗🔉

つる-ぶち [0] 【蔓斑・鶴斑】 馬の毛色の一。まだらがつらなって続いているもの。

つる-ぶんかだいがく ―ブンクワダイガク 【都留文科大学】🔗🔉

つる-ぶんかだいがく ―ブンクワダイガク 【都留文科大学】 公立大学の一。1953年(昭和28)開設の山梨県立教員養成所を源とし,55年創立の都留短期大学を母体に,60年設立。本部は都留市。

大辞林 ページ 149856