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――を束(ツカ)・ねる🔗🔉

――を束(ツカ)・ねる (1)「手をこまぬく」に同じ。「医家は―・ねて傍看した/渋江抽斎(鴎外)」 (2)手を組んで,恭順や謝罪の意を表す。「貴賤―・ね緇素(シソ)足をいただく/平家 7」

――を突・く🔗🔉

――を突・く 両手を地面につけて,敬礼・謝罪・依頼の気持ちを表す。「―・いて頼む」

――を尽く・す🔗🔉

――を尽く・す 考えられる限りの方法を試みる。「八方,―・す」

――を付・ける🔗🔉

――を付・ける (1)仕事などをし始める。とりかかる。「どこから―・けたらよいかわからない」 (2)他人の金品を不正に使用する。「店の金に―・ける」 (3)目下の女性と肉体関係を結ぶ。 (4)日本音楽で,歌の節(フシ)に対して伴奏の楽器パートを付加して作曲する。また,既成の曲に対して別の楽器パートを付加作曲する。

――を通・す🔗🔉

――を通・す 初めて衣服を着る。

――を取り合・う🔗🔉

――を取り合・う (1)共通の喜び,悲しみなどに駆られて互いの手を握る。「―・って泣く」 (2)力を合わせる。「―・って共にがんばりましょう」

――を取・る🔗🔉

――を取・る (1)他人の手を握る。親愛の情を表したり,親身になって世話をしたりするさま。「―・って招じ入れる」 (2)丁寧に教えるたとえ。「―・って教える」 (3)手間取る。手を焼く。まごつく。「物馴れた大臣に逢うては―・る事多く/浮世草子・禁短気」

――を鳴ら・す🔗🔉

――を鳴ら・す 人を呼んだりするために,手を打ち鳴らす。

――を握・る🔗🔉

――を握・る (1)協力して事に当たる。また,和解する。 (2)はらはらして手を握りしめる。手に汗を握る。「如何(イカ)が有らんずらんと,かたづを呑うで―・る/太平記 12」

――を抜・く🔗🔉

――を抜・く 手数を省く。いいかげんにすます。「工事の―・く」

――を延ば・す🔗🔉

――を延ば・す 「手を広げる」に同じ。「不動産部門に―・す」

――を離・れる🔗🔉

――を離・れる (1)その人の所有ではなくなる。その人の思い通りには動かせないものとなる。 (2)看護・庇護(ヒゴ)などを必要としなくなる。「親の―・れる」

大辞林 ページ 149875