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てあい-わり ―アヒ― [0] 【手合割(り)】🔗🔉

てあい-わり ―アヒ― [0] 【手合割(り)】 囲碁・将棋で,対局者の技量の差を補う,一種のハンディキャップ。(ア)囲碁では,互い先(セン)・先相先(センアイセン)・先および二子以上置く置き碁がある。(イ)将棋では,同段の場合の平手(ヒラテ),駒落ちでさす場合の香落ち・角落ち・飛車落ちなどがある。駒割り。

で-あい ―アヒ [0] 【出会い・出合い】🔗🔉

で-あい ―アヒ [0] 【出会い・出合い】 (1)出あうこと。初めて顔を合わせること。「偶然の―」「―から三年目の春」 (2)〔「出合い」と書く〕 二つの川・沢の合流する所。支流が本流に合流する所。「一倉沢の―」 (3)〔「出合い」と書く〕 合うこと。(ア)調和すること。「松茸と柚子は―の物だ」(イ)売り手と買い手の言い値が一致して売買の契約が成立すること。 (4)男女がしめし合わせて会うこと。密会。「あの若衆めも―ぢやも知れぬ/歌舞伎・お染久松色読販」 (5)付き合い。交際。知り合い。「わいらは住吉で初めて逢うてそれからの―/浄瑠璃・夏祭」 (6)出て立ち向かうこと。勝負。「必ず突くべいと思ひなさるな,それは一人二人の―の時は不苦/雑兵物語」 (7)順序などをあらかじめ定めないで,出るにまかせること。出任せ。「鉦(カネ)の拍子も―ごん/浄瑠璃・天の網島(上)」 (8)連歌・俳諧で,一座の者が順序を定めないで句のできた者から付けていくこと。 (9)「出合い茶屋」の略。

であい-えんきん ―アヒン― [4] 【出合遠近】🔗🔉

であい-えんきん ―アヒン― [4] 【出合遠近】 俳席の掟三箇条の一。千句興行の席上で同時に複数の連衆から付句が出されたとき,懐紙で近くに付句の出ている者より遠い者の付句を採用すること。 →一句一直(イツクイツチヨク) →諸礼停止(シヨレイチヨウジ)

大辞林 ページ 149880