複数辞典一括検索+

で-あん・す (助動)🔗🔉

で-あん・す (助動) 〔「であります」の転。近世上方語〕 文末の体言や活用語の終止形に付いて,軽い丁寧の意を表す。…であります。…です。「我等をお尋ねはどなた―・す/歌舞伎・傾城江戸桜」

てい [1] 【丁】🔗🔉

てい [1] 【丁】 (1)十干の第四。ひのと。 (2)等級・順位の第四位。 (3)官に徴発して使役する役夫。よほろ。 (4)律令制で,課役(調・庸・雑徭(ゾウヨウ))を負担する成年男子。ちょう。

てい [1] 【🔗🔉

てい [1] 【】 (1)二十八宿の一。東方の星宿。宿。ともぼし。 (2)紀元前二〜紀元後六世紀に中国の北西部を中心に活動したチベット系民族。五胡の一。五胡十六国時代に苻(フ)氏が前秦を,呂氏が後涼を建国した。

てい [1] 【体・態】🔗🔉

てい [1] 【体・態】 (1)外から見た有り様。様子。「風になびく―に描く」 (2)みせかけの様子。体裁。「―の良い逃げ口上」 (3)名詞などの下に付いて接尾語的に用いられ,…のようなもの,…ふぜいなどの意を表す。「職人―の男」「凡人の家にとらば公文所(クモンジヨ)―のところ也/平家 4」

てい [1] 【弟】🔗🔉

てい [1] 【弟】 (1)おとうと。 ⇔兄(ケイ) 「兄たりがたく―たりがたし」 (2)師について教えを受ける人。「師は若く,―は幼く/思出の記(蘆花)」

てい [1] 【底】🔗🔉

てい [1] 【底】 (1)〔中国語の名詞・動詞・形容詞に付く接尾辞から。現代中国語の「的」に相当し,体言を修飾する。現代中国語の「地」に相当して,副詞を作ることもある。語録などの禅語として移入された〕 「…の」「…のような」「…の程度の」の意を表す。また,被修飾の体言を省略して用いられることもある。「人間社会に於て目撃し得ざる―の伎倆で/吾輩は猫である(漱石)」「打破漆桶―/正法眼蔵」 (2)〔数〕(ア)「底辺」「底面」の略。(イ) 乗したら になるという時の 。すなわち =log における →対数(タイスウ)

大辞林 ページ 149886