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てくろ-もの 【てくろ者】🔗🔉

てくろ-もの 【てくろ者】 人をうまくだます人。「―関は許さじばくち打ち(松意)/虎渓橋」

で-くわ・す ―クハス [0][3] 【出会す】 (動サ五[四])🔗🔉

で-くわ・す ―クハス [0][3] 【出会す】 (動サ五[四]) たまたま出会う。行きあう。でっくわす。「ばったりと旧友に―・す」

て-け 【天気】🔗🔉

て-け 【天気】 〔「てんけ」の撥音「ん」の無表記〕 空模様。てんき。ていけ。「―のこと楫取(カジトリ)の心にまかせつ/土左」

で-げいこ [2] 【出稽古】🔗🔉

で-げいこ [2] 【出稽古】 (1)芸事などの師匠が先方に出張して教えること。 (2)相撲で,よその部屋に出かけて稽古をつけてもらうこと。

でげす (助動)(でげしよ・でげし・でげす・でげす・○・○)🔗🔉

でげす (助動)(でげしよ・でげし・でげす・でげす・○・○) 〔「でございます」の転か。江戸末期から明治初期へかけての男性語。芸人・職人や通人ぶった者などの用語〕 体言に付く。「である」の意の丁寧語。…です。…でございます。「暑気が甚しくなつた様〈でげす〉な/滑稽本・七偏人」「夫れは何よりの御馳走〈でげす〉/人情本・春色江戸紫」

テケツ [1]🔗🔉

テケツ [1] 〔チケット(ticket)の転〕 (1)切符。チケット。 (2)劇場・映画館などの切符売場。また,その売り子。

けむ (連語)🔗🔉

けむ (連語) 〔完了の助動詞「つ」の連用形「て」に過去推量の助動詞「けむ」の付いたもの。平安中期以降「てけん」と発音され,「てけん」とも書かれる〕 過去に動作・作用が完了していることを推量する。…たことだろう。…てしまったことだろう。「我(ア)がためと織女(タナバタツメ)のそのやどに織る白たへは織り―けむかも/万葉 2027」

けり (連語)🔗🔉

けり (連語) 〔完了の助動詞「つ」の連用形「て」に過去の助動詞「けり」の付いたもの〕 過去に動作・作用の完了していることを表す。…た。…てしまった。…たことであった。「まつ人も来ぬものゆゑに鶯の鳴きつる花を折り―けるかな/古今(春下)」「親王(ミコ)おほとのごもらであかし給う―けり/伊勢 83」 〔中世以降,「てんげり」と発音されることが多い〕 →てんげり

大辞林 ページ 150026