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で-ございます (連語)🔗🔉

で-ございます (連語) 〔「でござります」の転。近世江戸語以降の語〕 「である」の意の丁寧語。「です」「であります」よりは丁寧度が高い。「私は山田太郎と申す者―ます」「昔はこの辺もほんとうに寂しい所だったん―ますよ」 →でござります

で-こさく [2] 【出小作】🔗🔉

で-こさく [2] 【出小作】 他村の田地を借りる小作。また,その人。 ⇔入り小作

で-ござります (連語)🔗🔉

で-ござります (連語) 〔「でござる」に丁寧の助動詞「ます」の付いたもの。近世上方語以降の語〕 「である」の意の丁寧語。「少しも御気遣ひなされまするな。一味―ます/歌舞伎・好色伝授」「ほんに,あやぎぬさんはどう―ます/洒落本・起承転合」 〔現代語では,「です」「であります」などよりいっそう丁寧度の高い言い方として,ごく改まった場合などの時に用いられるだけで,一般には,この語に代わって「でございます」が用いられる〕 →でござる →でございます

で-ござ・る (連語)🔗🔉

で-ござ・る (連語) 〔断定の助動詞「なり」の連用形「に」に接続助詞「て」の付いた「にて」の転である「で」に補助動詞「ござる」の付いたもの。中世後期以降の語〕 (1)「である」の意の尊敬語。敬意をもった断定を表す。「天子も仁ある人―・る/蒙求抄 4」 (2)「である」の意の丁寧語。…でございます。「あれはおにがはらといふ物―・る/狂言・鬼瓦」 →ござる

て-ごし [1] 【手輿】🔗🔉

て-ごし [1] 【手輿】 ⇒たごし(手輿)

でこ-すけ [2] 【凸助】🔗🔉

でこ-すけ [2] 【凸助】 (1)額。また,額の出た人。「―をむつくりと持上げたから/滑稽本・七偏人」 (2)人をののしっていう語。凸凹野郎。「この―め」

てこ-ず・る [3] 【手子摺る・梃子摺る】 (動ラ五[四])🔗🔉

てこ-ず・る [3] 【手子摺る・梃子摺る】 (動ラ五[四]) 困る。もてあます。安永(1772-1781)頃の流行語。「説得に―・る」「親分の唐紙表紙きたる故―・る/黄表紙・御存商売物」

大辞林 ページ 150028