てっ-ぱつ [0] 【鉄鉢】 （１）托鉢(タクハツ)僧が食を受けるための鉄製の鉢。てつばち。応器。 （２）鉄で作った兜(カブト)の鉢。金鉢(カナバチ)。

でっ-ぱな [0] 【出っ端・出っ鼻】 「でばな」を強めていう語。「計画の―からつまずく」

でっ-ぱなし [0] 【出っ放し】 出るにまかせること。ずっと出ていること。「水道の水が―だ」

でっ-ぱら [0][1] 【出っ腹】 「でばら（出腹）」を強めていう語。

でっ-ぱり [0] 【出っ張り】 外へ突き出ていること。また，そのもの。「屋根の―」

でっ-ぱ・る [0][3] 【出っ張る】 （動ラ五［四］） 〔「ではる」の転〕 その部分だけが突き出る。「腹が―・る」

てっ-ぱん [0] 【鉄板】 鉄を板状にのばしたもの。鉄の板。

てっぱん-やき [0] 【鉄板焼(き)】 熱した鉄板の上に油をひき，肉や野菜などを焼きながら食べる料理。

てつ-ばんど [3] 【鉄礬土】 ⇒ボーキサイト

てっ-ぴ [1] 【鉄扉】 鉄でできた扉。

てつ-びし [0] 【鉄菱】 ヒシの実形の四本のとげがある鉄製の武器。地面にまいて，敵方の馬などの足を傷つけるのに用いる。四本のとげのうち一本が必ず上を向く構造になっている。

てっ-ぴつ [0] 【鉄筆】 （１）先端が鉄針になった筆記具。謄写印刷で，原紙に文字を刻むのに用いる。 （２）印刻に用いる小刀。 （３）印刻。篆刻(テンコク)。「―家」

てっぴつ-ばん [0] 【鉄筆版】 謄写版の一。原紙に鉄筆で記して印刷するもの。毛筆用原紙を用いるものに対していう。

てつ-びん [0] 【鉄瓶】 湯をわかす鋳鉄製の容器。

てっ-ぷ [1] 【哲夫】 賢い男子。才徳のすぐれた男。哲子。