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――の憂(ウレ)いに先立ちて憂え、天下の楽しみに後(オク)れて楽しむ🔗🔉

――の憂(ウレ)いに先立ちて憂え、天下の楽しみに後(オク)れて楽しむ 〔范仲淹「岳陽楼記」〕 世の中の人に先立って天下国家のことを心配し,人々が楽しんだあとに楽しむ。政治を行う者の心構えを説いた言葉。先憂後楽。

――は一人(イチニン)の天下にあらず、乃(スナワ)ち天下の天下なり🔗🔉

――は一人(イチニン)の天下にあらず、乃(スナワ)ち天下の天下なり 〔六韜(文師)〕 天下は君主一人の物ではなく,国民全部の物である。

――は回り持ち🔗🔉

――は回り持ち 世の中は固定したものではなく,貴賤貧富は,次々に人々の間をめぐっていくということ。

――晴れて🔗🔉

――晴れて 世間に気がねなく。公然と。「―夫婦となる」

てんか-いち 【天下一】🔗🔉

てんか-いち 【天下一】 (1)天下に比べるものが他にないほどすぐれていること。また,そのもの。三国一。 (2)桃山時代から,鏡師・筆師・能面作りなどのすぐれた工匠に許された称号。看板・銘などに用いられたが,乱用されるに及び,江戸時代初めに禁止された。

てんか-いちまい 【天下一枚】🔗🔉

てんか-いちまい 【天下一枚】 世間のどこにも共通であること。「手爾波(テニハ)は―の手爾波にて/去来抄」

てんか-いっとう [1] 【天下一統】🔗🔉

てんか-いっとう [1] 【天下一統】 天下を一つにまとめること。

大辞林 ページ 150172