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てんじょう-の-えんすい ―ジヤウ― 【殿上の淵酔】🔗⭐🔉
てんじょう-の-えんすい ―ジヤウ― 【殿上の淵酔】
平安時代,正月・五節・臨時の大礼などのあと,清涼殿に殿上人を招き行われる酒宴。
てんじょう-の-ずりょう ―ジヤウ―ズリヤウ 【殿上の受領】🔗⭐🔉
てんじょう-の-ずりょう ―ジヤウ―ズリヤウ 【殿上の受領】
殿上人で国守を兼ねた者。
てんじょう-の-のりゆみ ―ジヤウ― 【殿上の賭弓】🔗⭐🔉
てんじょう-の-のりゆみ ―ジヤウ― 【殿上の賭弓】
恒例の賭弓のほかに,臨時に天皇が殿上の侍臣に弓を射させて御覧になる儀式。
てんじょう-の-ふだ ―ジヤウ― 【殿上の簡】🔗⭐🔉
てんじょう-の-ふだ ―ジヤウ― 【殿上の簡】
殿上の間にかけてある,殿上人の官職と姓名を記した札。日給(ニツキユウ)の簡。
てんじょう-の-ま ―ジヤウ― 【殿上の間】🔗⭐🔉
てんじょう-の-ま ―ジヤウ― 【殿上の間】
清涼殿の南庇(ミナミビサシ)にある,殿上人の詰め所。院の御所にもあった。殿上。
てんじょう-びと ―ジヤウ― [3] 【殿上人】🔗⭐🔉
てんじょう-びと ―ジヤウ― [3] 【殿上人】
(1)清涼殿の殿上の間に昇ることを許された者。四位・五位の中で特に許された人および六位の蔵人。雲の上人(ウエビト)。雲上人(ウンジヨウビト)。うえびと。堂上(ドウジヨウ)。
⇔地下(ジゲ)
(2)上皇・女院・東宮などの殿上の間に昇ることを許された者。「内・春宮・院の―,方々にわかれて/源氏(若菜下)」
てんじょう-まゆ ―ジヤウ― [5] 【殿上眉・天上眉】🔗⭐🔉
てんじょう-まゆ ―ジヤウ― [5] 【殿上眉・天上眉】
「高眉(タカマユ)」に同じ。殿上人にこの風習があったことからいう。
てんじょう-わらわ ―ジヤウワラハ 【殿上童】🔗⭐🔉
てんじょう-わらわ ―ジヤウワラハ 【殿上童】
(1)公卿の子で,宮中の作法を見習うために,元服前に殿上を許されて出仕する少年。上童(ウエワラワ)。「大きにはあらぬ―の,さうぞき立てられて/枕草子 151」
(2)「小舎人(コドネリ){(1)}」に同じ。「―につかひ給ける年十さいばかりなる/宇津保(藤原君)」
てん-じょう ―ゼウ [0] 【纏繞】 (名)スル🔗⭐🔉
てん-じょう ―ゼウ [0] 【纏繞】 (名)スル
まといつくこと。からまりついて邪魔をすること。「筆端に―して,厭ふべき拘束を加へようとするであらう/渋江抽斎(鴎外)」
大辞林 ページ 150226。