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てん-しん [0] 【転進】 (名)スル🔗🔉

てん-しん [0] 【転進】 (名)スル 進む方向を変えること。「南方へ―する」 〔旧軍隊で「退却」の代わりに用いた〕

てんしん 【天津】🔗🔉

てんしん 【天津】 中国,華北の海河下流に位置する河港都市。北京の外港。製鉄・綿・羊毛などの工業が発達。政府の直轄市で,大運河と海河の合流点に当たり水陸交通の要衝。かつては日英仏などの租界があった。ティエンチン。

てんしん-じょうやく ―デウ― 【天津条約】🔗🔉

てんしん-じょうやく ―デウ― 【天津条約】 (1)アロー戦争の結果,1858年に清と英・仏・米・露との間に結ばれた条約。外交使節の北京常駐,内地旅行,開港場の増加,キリスト教の公認などを定めた。 (2)1871年に結ばれた日・清両国間の通商条約。 →日清修好条規 (3)朝鮮の甲申事変に関連し,1885年に日・清両国間で結ばれた協定。朝鮮からの日・清両軍の撤兵を約し,将来における朝鮮への出兵の条件を定めた。 (4)清仏戦争の結果,1885年に清・仏両国間に結ばれた条約。清は,ベトナムがフランスの保護国であることを承認。

てん-じん [0] 【天人】🔗🔉

てん-じん [0] 【天人】 天と人。天意と人事。

てん-じん [0] 【天神】🔗🔉

てん-じん [0] 【天神】 (1)あまつかみ。高天原(タカマノハラ)系統の神。てんしん。 ⇔地祇(チギ) (2)菅原道真の神号,天満大自在天神の略。また,菅原道真をまつった天満宮。 (3)〔揚げ代の二五文を天神の縁日(二五日)にかけていう〕 遊女の階級の一。上方で,太夫(タユウ)に次ぐもの。天職。 (4)梅干しの核(サネ)の俗称。 (5)天神髷(マゲ)の略。 (6)能面の一。怒りの相を表した神霊用の面。

てんじん-こう ―カウ [0] 【天神講】🔗🔉

てんじん-こう ―カウ [0] 【天神講】 菅原道真の命日二月二五日または毎月二五日に行う,天満天神の祭礼。古く,寺子屋などで行なった。天神祭。

てんじん-さま [5][6] 【天神様】🔗🔉

てんじん-さま [5][6] 【天神様】 天満宮の祭神である菅原道真,また天満宮を敬っていう語。

てんじん-しちだい [6] 【天神七代】🔗🔉

てんじん-しちだい [6] 【天神七代】 記紀神話で,国常立尊(クニノトコタチノミコト)より伊弉諾尊(イザナキノミコト)・伊弉冉尊(イザナミノミコト)に至る七代の時代,また,その神々の総称。伊勢神道の説で,地神(チジン)五代(天照大神(アマテラスオオミカミ)より草葺不合尊(ウガヤフキアエズノミコト)に至る五代)に対していう。「古事記」では国之常立神(クニノトコタチノカミ),豊雲野神(トヨクモノノカミ),宇比地邇神(ウイジニノカミ)・須比智邇神(スイジニノカミ)(この二神以下の対偶神は二神で一代),角杙神(ツノグイノカミ),活杙神(イクグイノカミ),意富斗能地神(オオトノジノカミ)・大斗乃弁神(オオトノベノカミ),於母陀流神(オモダルノカミ)・阿夜訶志古泥神(アヤカシコネノカミ),伊邪那岐神(イザナキノカミ)・伊邪那美神(イザナミノカミ)の七代,「日本書紀」では国常立尊,国狭槌尊(クニノサツチノミコト),豊斟渟尊(トヨクムヌノミコト)・土煮尊(ウイジニノミコト)・沙土煮尊(スイジニノミコト),大戸之道尊(オオトノジノミコト)・大苫辺尊(オオトマベノミコト),面足尊(オモダルノミコト)・惶根尊(カシコネノミコト),伊弉諾尊・伊弉冉尊の七代と相違がある。神世七代(カムヨナナヨ)。

大辞林 ページ 150229