複数辞典一括検索+

てんだい-えんしゅう ―ン― 【天台円宗】🔗🔉

てんだい-えんしゅうン― 【天台円宗】 ⇒天台宗(テンダイシユウ)

てんだい-ざす [5] 【天台座主】🔗🔉

てんだい-ざす [5] 【天台座主】 比叡山延暦寺の最高位の僧職で天台宗一門を統轄する者。824年就任の義真を初代とする。

てんだい-さん 【天台山】🔗🔉

てんだい-さん 【天台山】 (1)中国,浙江省東部にある山。道教の霊山とされてきたが,575年,智(チギ)が入山して天台宗を開き,根本道場としてから,仏教の中心地となる。海抜1136メートル。ティエンタイ-シャン。 (2)比叡山。日本天台宗の中心地であることからいう。

てんだい-さんえ ― [5] 【天台三会】🔗🔉

てんだい-さんえ [5] 【天台三会】 奈良の南都三会に対し,京都で行われた天台宗の三つの大法会。円宗寺の最勝会・法華会,法勝寺の大乗会をいう。天台さんね。天台宗三会。北京三会。

てんだい-しかん ―クワン 【天台止観】🔗🔉

てんだい-しかん ―クワン 【天台止観】 (1)「摩訶止観(マカシカン)」に同じ。 (2)天台宗の修行である,止観のこと。

てんだい-しきょうぎ ―シケウギ 【天台四教儀】🔗🔉

てんだい-しきょうぎ ―シケウギ 【天台四教儀】 一巻。高麗の諦観(タイカン)著。一〇世紀に成立。天台教学の入門書として広く流布した。天台宗以外の人の注釈書も多い。四教儀。

てんだい-しゅう [3] 【天台宗】🔗🔉

てんだい-しゅう [3] 【天台宗】 日本八宗・中国一三宗の一。インドの竜樹に始まり,北斉の慧文(エモン)・慧思(エシ)を経て隋の智(チギ)により大成された大乗仏教の一宗派。法華経を所依とし,止観の実践に基づき,中道・実相の世界を説く。日本へは奈良時代に唐の僧鑑真(ガンジン)が初めて伝えたが定着せず,平安初期に入唐した最澄が比叡山に寺院を建て宣教して以後,大いに広まり,次第に密教色を深めていった。のち山門派と寺門派に分裂し,さらに下って真盛派も生まれた。天台法華宗。法華宗。止観宗。天台円宗。台密。

大辞林 ページ 150242