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ど-ど [1] 【呶呶】🔗🔉

ど-ど [1] 【呶呶】 ■一■ (名)スル 〔「どうどう(呶呶)」の慣用読み〕 くどくどしくいうこと。「局外者の万言を―するに勝りて愉快なるを/獺祭書屋俳話(子規)」 ■二■ (ト|タル)[文](形動タリ) くどくどと言うさま。「天狗あることを信じて―として其虚偽に非るを妄証する者は/明六雑誌 14」

ど-ど [1] 【度度】🔗🔉

ど-ど [1] 【度度】 たびたび。しばしば。「右大将より御返事おそしとてつかひ―に及び候/浄瑠璃・嫗山姥」

どどいつ [2] 【都々逸・都都一】🔗🔉

どどいつ [2] 【都々逸・都都一】 俗曲の一。天保・嘉永年間(1830-1854)に流行。源流は「よしこの節」。「どどいつどいどい」とはやすようになって「どどいつ節」と呼ばれたが,都々逸坊扇歌が節回しを完成し,しゃれた歌詞を即興で作って唄い,評判となったので「都々逸」などの字があてられた。多く男女間の情を七・七・七・五調にまとめ,三味線の伴奏で唄われる。

どどいつぼう-せんか ドドイツバウ― 【都々逸坊扇歌】🔗🔉

どどいつぼう-せんか ドドイツバウ― 【都々逸坊扇歌】 (1796?-1852) 俗曲都々逸の完成者。本名岡福次郎。常陸(ヒタチ)の人。幼時に失明。江戸に出て船遊亭扇橋に師事。寄席の客になぞの題を出させ,その解を即興で都々逸節の歌詞に作り,独特の節回しで唄って名声を博した。後年,風刺よみ込みで幕府ににらまれ,生国に帰住。

と-とう ―タウ [0] 【徒党】 (名)スル🔗🔉

と-とう ―タウ [0] 【徒党】 (名)スル 不穏なことを起こそうとして集まること。また,集まった仲間。「―を組む」「孝助は此奴等は―したのではないかと/怪談牡丹灯籠(円朝)」

ととう-もんと ―タウ― [4] 【徒党門徒】🔗🔉

ととう-もんと ―タウ― [4] 【徒党門徒】 団結の強い門徒宗の信者たち。

と-とう ―タウ [0] 【渡唐】 (名)スル🔗🔉

と-とう ―タウ [0] 【渡唐】 (名)スル 中国に渡航すること。

ととう-せん ―タウ― [0] 【渡唐銭】🔗🔉

ととう-せん ―タウ― [0] 【渡唐銭】 日本に渡来し流通した中国銭。唐の開元通宝,宋の皇宋通宝,明の永楽通宝など。

大辞林 ページ 150738