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と-なむ (連語)🔗🔉

と-なむ (連語) 〔格助詞「と」に係助詞「なむ」の付いたもの〕 (1)「と」で受ける部分を強調して言い表す。「ならのみかどの御歌なり―申す/古今(秋下左注)」 (2)(「となむいふ」の「いふ」の略されたもの)文末にあって,「ということだ」の意を表す。「つごもりに,また,これして―とて,はては文だにもなうてぞ,下襲ある/蜻蛉(下)」

と-なめ 【臀🔗🔉

と-なめ 【臀】 交尾したトンボの雌雄が,互いに尾をくわえあって輪の形になって飛ぶこと。「内木綿(ウツユウ)の真(マサ)き国といへども,蜻蛉(アキツ)の―せる如くしあるか/日本書紀(神武訓)」

となり [0] 【隣】🔗🔉

となり [0] 【隣】 〔動詞「隣る」の連用形から〕 (1)家・場所などが並び続いて,相接すること。境を接していること。また,そういうもの。「―の人」「一つ置いて―」 (2)隣の家。隣の家庭。「―に新しい人が引っ越して来た」「お―の子供」「両―」

――の糂味噌(ジンダミソ)🔗🔉

――の糂味噌(ジンダミソ) 他人のものはなんでもよく見えることのたとえ。

――の宝を数・える🔗🔉

――の宝を数・える なんの役にも立たないことをする。

――の花は赤い🔗🔉

――の花は赤い 他人のものはなんでもよく見えることのたとえ。隣の糂味噌(ジンダミソ)。

となり-あわせ ―アハセ [4][0] 【隣り合(わ)せ】🔗🔉

となり-あわせ ―アハセ [4][0] 【隣り合(わ)せ】 互いに隣どうしであること。「―の席に座る」「―に住んでいる」

となり-うら [0] 【隣裏】🔗🔉

となり-うら [0] 【隣裏】 家の後ろにある隣家。うしろどなり。

となり-きんじょ [4] 【隣近所】🔗🔉

となり-きんじょ [4] 【隣近所】 隣や近所。また,近所の人。

となり-ぐさ [3] 【隣草】🔗🔉

となり-ぐさ [3] 【隣草】 ボタンの異名。

となり-ぐみ [0] 【隣組】🔗🔉

となり-ぐみ [0] 【隣組】 1940年(昭和15)に制度化された国民統制のための地域住民組織。五〜一〇軒を一単位として部落会・町内会の下に設けられ,配給・供出・動員など行政機構の最末端組織としての役割を果たした。

大辞林 ページ 150750