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との-づけ [0] 【殿付け】🔗🔉

との-づけ [0] 【殿付け】 〔「どのづけ」とも〕 殿の敬称を付けること。殿の敬称を付けて敬うこと。

との-な 【殿名】🔗🔉

との-な 【殿名】 昔,宮中の女房の呼び名の一。大宮殿・三条殿・坊門殿などと,殿を付けたもの。

との-の-うえ ―ウヘ 【殿の上】🔗🔉

との-の-うえ ―ウヘ 【殿の上】 貴人の妻の敬称。「左兵衛督は,―の御兄弟(ハラカラ)ぞかし/源氏(藤袴)」

との-ばら 【殿原】🔗🔉

との-ばら 【殿原】 〔「はら」は複数を示す接尾語〕 身分の高い人々や男子を敬っていう語。殿達。「さてここより―・宮ばらにも其の方につかはれて行かん/今昔 17」

との-びと 【殿人】🔗🔉

との-びと 【殿人】 貴人に仕える人。高貴な家の家人(ケニン)。「おのれも,―にて,参り仕うまつれども/源氏(蜻蛉)」

どの-ひと [1] 【何の人】 (代)🔗🔉

どの-ひと [1] 【何の人】 (代) 不定称の人代名詞。不特定の人を指し示す。「どのかた」「どちら」より敬意が低い。いずれの人。

との-ぶり [0] 【殿振り】🔗🔉

との-ぶり [0] 【殿振り】 男ぶり。殿御(トノゴ)ぶり。

との-べ 【殿部】🔗🔉

との-べ 【殿部】 律令制で,主殿寮(トノモリヨウ)に属し,宮中の掃除・灯火の設営などを行なった下級官人。

どの-へん [0] 【何の辺】🔗🔉

どの-へん [0] 【何の辺】 (1)どのあたり。どこいら。どこらへん。「―まで行ったか」 (2)どの程度。

との-まくら [3] 【殿枕】🔗🔉

との-まくら [3] 【殿枕】 婚礼のとき,新婦の持ってゆく枕。籐枕(トウマクラ)。

どの-みち [0] 【何の道】 (副)🔗🔉

どの-みち [0] 【何の道】 (副) いろいろやってみても,またどういう経過を経てもいずれ必ずそうなる,というときに用いる語。いずれにしても。どっちみち。「―行かなければならないのなら,早い方がいい」「―だめだ」

とのむら 【外村】🔗🔉

とのむら 【外村】 姓氏の一。

とのむら-しげる 【外村繁】🔗🔉

とのむら-しげる 【外村繁】 (1902-1961) 小説家。滋賀県生まれ。本名,茂。東大卒。「草筏」連作で江州商人の家系を探る。晩年,病妻との生活を描く「落日の光景」,自身の性欲史「澪標」などの私小説がある。

との-も 【主殿】🔗🔉

との-も 【主殿】 「とのもり(主殿)」の略。「―の女官/枕草子 278」

大辞林 ページ 150760