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とも 【部】🔗🔉

とも 【部】 ⇒べ(部)

とも [1][2] 【鞆】🔗🔉

とも [1][2] 【鞆】 弓を射る時,左手首につける,丸い革製の道具。弓弦で手首や手首にかけた釧(クシロ)を打つのを防ぐのに用いる。つるに打たれて高い音を発する。革ひもで結びつけた。古墳時代に行われているが,平安以後は,武官の儀仗用となった。ほむた。「ますらをの―の音すなり/万葉 76」 鞆 [図]

とも [1][2] 【艫・🔗🔉

とも [1][2] 【艫・】 (1)船尾。船の後部。 ⇔みよし ⇔へさき (2)馬の腰から腿(モモ)にかけての部分。後肢。

とも🔗🔉

とも 〔格助詞「と」に係助詞「も」の付いたものから〕 ■一■ (接助) 動詞および動詞型活用の助動詞の終止形,形容詞および形容詞型活用の助動詞の連用形に接続する。 (1)現代語では,やや文章語的表現の場合に用いられる。(ア)ある事柄に関係なく,他の事柄が成り立ったり進行したりする意を表す。逆接の仮定条件を表す用法。たとえ…ても。…ても。「何を言おう―,むだだ」「理論は正しく―,現場には向かない」「ちはやぶる賀茂の社の姫小松よろづ代経(フ)―色はかはらじ/古今(大歌所)」(イ)時間的・空間的な量のおおよそを表す。この場合には,量を表す副詞に付くことがある。「遅く―明日の夕方にはできます」「多少―疑義は残る」 (2)既定の事柄を仮定条件として示し,後の事柄を強めて表す。…ではあるが。たとえ…であっても。「楽浪(ササナミ)の志賀の大わだ淀む―昔の人にまたも逢はめやも/万葉 31」 →ても(接助) ■二■ (終助) 活用語の終止形に接続する。強い断定でもって言い切る場合に用いる。「『ほんとに行くのか』『行く―』」「そうだ―。昔はよく勉強したものだ」 〔■二■は近世以降の用法〕

と-も (連語)🔗🔉

と-も (連語) 〔格助詞「と」に係助詞「も」の付いたもの〕 (1)「と」で受ける語を強めて言い表す。「君―お別れだね」「市長―あろう人がなんということだ」「長し―思ひぞはてぬ昔よりあふ人からの秋の夜なれば/古今(恋三)」 (2)同じ語を重ねて強調する場合,その間に入れる。「又蝶は捕ふればわらは病せさすなり。あなゆゆし―ゆゆし/堤中納言(虫めづる)」

大辞林 ページ 150813