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とも-の-みやつこ 【伴造】🔗🔉

とも-の-みやつこ 【伴造】 伴(トモ)およびその支配下の農民集団の統率・管理者。軍事に携わる大伴・物部(モノノベ),祭祀(サイシ)に携わる中臣(ナカトミ)・忌部(インベ),食膳の事に携わる膳(カシワデ)など。部民制創設により,本来伴である渡来技術者集団の統率者が,伴造として部(ベ)を率いて上番する体制が作られ,旧来の伴がその支配下の農民集団とともに部に組織されるようになると,伴造は実質的には部の管理者とされるようになる。

とも-の-みやつこ 【伴部】🔗🔉

とも-の-みやつこ 【伴部】 律令制下,特定の官司に所属する下級技術者。大化の改新前,品部を率いて朝廷の職務を世襲していた伴造のうち,主として畿内周辺の在地の伴造が技術者として律令官制に組み込まれたもの。品部・雑戸を率いるものが多い。ともべ。ばんぶ。はんぶ。

とも-ばこ [0] 【共箱】🔗🔉

とも-ばこ [0] 【共箱】 書画骨董(コツトウ)で,作者が作品を制作しみずから箱書きして納めた箱が,そのまま作品とともに残っているもの。また,その箱。

とも-ばたらき [3][0] 【共働き】 (名)スル🔗🔉

とも-ばたらき [3][0] 【共働き】 (名)スル 夫婦がともに働きに出て収入を得ていること。ともかせぎ。

ともばやし 【伴林】🔗🔉

ともばやし 【伴林】 姓氏の一。

ともばやし-みつひら 【伴林光平】🔗🔉

ともばやし-みつひら 【伴林光平】 (1813-1864) 江戸末期の国学者・勤王家。河内の人。真宗の僧であったが,国学を加納諸平・伴信友らに学び,還俗(ゲンゾク)。天誅組(テンチユウグミ)に参加,斬罪に処される。著「南山踏雲録」「園能池水(ソノノイケミズ)」など。

とも-ばら [0] 【供腹】 (名)スル🔗🔉

とも-ばら [0] 【供腹】 (名)スル 「追い腹」に同じ。

とも-びき [0] 【友引】🔗🔉

とも-びき [0] 【友引】 (1)陰陽道(オンヨウドウ)で,凶禍が友人に及ぶとする方角。友引方。 (2)六曜の一。何をしても勝負がつかないとする日。朝晩は吉,昼は凶だが,のち,{(1)}と混同されこの日に葬式を出すことを忌むようになった。友引日(ニチ)。

とも-びと [2][0] 【供人】🔗🔉

とも-びと [2][0] 【供人】 供をする人。従者。

ともひら-しんのう ―シンワウ 【具平親王】🔗🔉

ともひら-しんのう ―シンワウ 【具平親王】 (964-1009) 平安後期の漢学者・歌人。村上天皇の皇子。六条宮・千種殿・後中書王と呼ばれ,前中書王兼明親王と並称される。諸芸に秀(ヒイ)で,詩文・書に長ずる。和歌は「拾遺集」などに,詩文は「本朝文粋」に載る。仏教にも関心を示し,天台宗の重要典籍を注解して,「弘決外典抄(グケツゲテンシヨウ)」を著した。

大辞林 ページ 150823