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どや-くや🔗🔉

どや-くや 〔「とやくや」「どやぐや」とも〕 どさくさ。乱れたさま。騒がしいこと。「じやらくらが高じて―と成つた時/浮雲(四迷)」

どやくや-まぎれ🔗🔉

どやくや-まぎれ 混雑のまぎれ。どさくさまぎれ。「どつと笑ひの―尽きせぬ妹背と成り給ふ/浄瑠璃・反魂香」

とや-こう ―カウ [1] (副)🔗🔉

とや-こう ―カウ [1] (副) 〔「とやかく」の転〕 いろいろ。あれこれ。とやかく。「―と思ひ煩ふうち/舞姫(鴎外)」

とや-ごもり [3] 【鳥屋籠り】🔗🔉

とや-ごもり [3] 【鳥屋籠り】 夏の末,タカが羽の抜けかわる間,巣の中にこもっていること。とやいり。

どやし-つ・ける [5] (動カ下一)[文]カ下二 どやしつ・く🔗🔉

どやし-つ・ける [5] (動カ下一)[文]カ下二 どやしつ・く (1)強くなぐる。「背中を―・ける」 (2)強くどなりつける。「ひどく―・ける」

どや・す [2] (動サ五[四])🔗🔉

どや・す [2] (動サ五[四]) (1)なぐる。ぶつ。「お前の背骨を―・して/真景累ヶ淵(円朝)」 (2)どなりつける。「ひどく―・された」

ど-やつ 【何奴】 (代)🔗🔉

ど-やつ 【何奴】 (代) 不定称の人代名詞。「どいつ{(1)}」に同じ。「やあこりや―ぢやい/滑稽本・膝栗毛 5」

とや-で [0] 【鳥屋出】🔗🔉

とや-で [0] 【鳥屋出】 (1)鳥屋ごもりをしていたタカが,羽の抜けかわったあと,鳥屋から出ること。 (2)鳥が巣や小屋から飛び出ること。 (3)梅毒をわずらった遊女が回復して床を出ること。「大部屋へ―の鷹をつれてくる/柳多留 9」

どや-どや [1] (副)🔗🔉

どや-どや [1] (副) (1)大勢が騒がしく出入りするさま。「―(と)部屋に入ってきた」 (2)大勢が集まり騒ぐさま。「―として大いさかひになりければ/仮名草子・浮世物語」

と-やま [1] 【外山】🔗🔉

と-やま [1] 【外山】 はずれの山。端の山。山の中心部(奥山・深山(ミヤマ))に対して,その周辺,特に人里に近い部分をいう。はやま。

とやま 【外山】🔗🔉

とやま 【外山】 姓氏の一。

とやま-かめたろう ―カメタラウ 【外山亀太郎】🔗🔉

とやま-かめたろう ―カメタラウ 【外山亀太郎】 (1867-1918) 遺伝学者。神奈川県生まれ。蚕の交配実験を行い,昆虫でもメンデルの法則が成り立つことを実証。蚕の品種改良で日本の養蚕業に貢献。

大辞林 ページ 150827