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とよたけ-わかたゆう ―ワカタイフ 【豊竹若太夫】🔗🔉

とよたけ-わかたゆう ―ワカタイフ 【豊竹若太夫】 (1681-1764)(初世)江戸中期の義太夫節の太夫。大坂生まれ。通称,幾竹屋。初世竹本義太夫の門弟。初め竹本采女(ウネメ)。1703年豊竹座を創設,豊竹若太夫と改めた。天性の美声と華麗な節回しにより竹本義太夫と対抗し,東風(ヒガシフウ)の一流を創出した。18年受領して豊竹上野少掾藤原重勝と名乗ったが,31年再度受領して豊竹越前少掾藤原重泰と改めた。

とよたま-びめ 【豊玉姫】🔗🔉

とよたま-びめ 【豊玉姫】 記紀神話の女神。海神の娘。海神の宮を訪れた山幸彦(ヤマサチビコ)(彦火火出見尊(ヒコホホデミノミコト))の妻となり,草葺不合尊(ウガヤフキアエズノミコト)を産む。

とよとみ 【豊臣】🔗🔉

とよとみ 【豊臣】 姓氏の一。羽柴秀吉が関白・太政大臣に任ぜられるに及び,朝廷に奏請して,1586年賜った。

とよとみ-ひでつぐ 【豊臣秀次】🔗🔉

とよとみ-ひでつぐ 【豊臣秀次】 (1568-1595) 安土桃山時代の武将。母は秀吉の姉日秀。賤(シズ)ヶ岳の戦い,四国・小田原攻略で戦功をたて,91年秀吉の養子となった。のち関白。秀頼誕生によって高野山に追放,自害を命ぜられた。

とよとみ-ひでよし 【豊臣秀吉】🔗🔉

とよとみ-ひでよし 【豊臣秀吉】 (1536-1598) 安土桃山時代の武将。尾張中村の人。織田信長の足軽木下弥右衛門の子。幼名日吉丸。初名木下藤吉郎。のち羽柴秀吉。織田信長に仕え,軍功によって重用され,筑前守となる。本能寺の変後,明智光秀を討ち,四国・九州・関東・奥羽を征して1590年天下を統一。この間,85年関白,翌年豊臣姓を賜って太政大臣となり,91年関白を養子秀次に譲り太閤と称した。また,検地・刀狩りを実施,兵農の分離を徹底し,幕藩体制に至る基礎を築いた。文禄・慶長の役で朝鮮に出兵,戦果があがらないまま,伏見城で病没。

大辞林 ページ 150835