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どよも・す [3] 【響もす】 (動サ五[四])🔗⭐🔉
どよも・す [3] 【響もす】 (動サ五[四])
〔古くは「とよもす」〕
鳴りひびかせる。どよめかせる。「朝の空気を―・す声」「ほととぎす我が住む里に来鳴き―・す/万葉 3782」
と-よ・る 【と寄る】 (動ラ四)🔗⭐🔉
と-よ・る 【と寄る】 (動ラ四)
〔「と」は接頭語〕
ちょっと近寄る。しばらく立ち寄る。「白波の立ちながらだにながとなる豊浦の里の―・られよかし/後拾遺(雑六)」
と-よ・る 【外寄る】 (動ラ四)🔗⭐🔉
と-よ・る 【外寄る】 (動ラ四)
〔末にはずれるの意〕
後世風になる。現代に近くなる。「妙にをかしき事は,―・りてこそ,書き出づる人人ありけれど/源氏(梅枝)」
とら [0] 【虎】🔗⭐🔉
とら [0] 【虎】
(1)ネコ科の哺乳類。北方に産するものは大きく,体長2.8メートルに達するものがある。胴が長く足が短い。体は赤茶ないし黄褐色で,胴には黒色の横縞(ヨコジマ)がある。森林や深い茂みに単独ですみ,主に夜活動して鳥獣を捕食する。インド・東南アジアから朝鮮・シベリアまで分布。
(2)俗に,酔っ払いのこと。
――に翼(ツバサ)🔗⭐🔉
――に翼(ツバサ)
〔韓非子(難勢)〕
勢力あるものにさらに勢力を加えることのたとえ。
――にな・る🔗⭐🔉
――にな・る
ひどく酔う。酒に酔って意識が乱れる。
――の威を借る狐(キツネ)🔗⭐🔉
――の威を借る狐(キツネ)
〔戦国策(楚策)〕
他人の権勢をかさに着て威張る小人(シヨウジン)のたとえ。
――の尾を踏む🔗⭐🔉
――の尾を踏む
〔易経(履卦)〕
非常に恐ろしいこと,または,非常な危険を冒すことのたとえ。虎の口へ手を入れる。
――は死して皮を=留(トド)め(=残し)、人は死して名を残す🔗⭐🔉
――は死して皮を=留(トド)め(=残し)、人は死して名を残す
死後に名誉・功績を残すべきである,というたとえ。
――は千里往(イ)って千里還(カエ)る🔗⭐🔉
――は千里往(イ)って千里還(カエ)る
虎は一日で千里の道を往復することができるということ。勢いの盛んなさまや,子を思う親の気持ちの強いさまをいう。
――を画(エガ)きて狗(イヌ)に類す🔗⭐🔉
――を画(エガ)きて狗(イヌ)に類す
〔後漢書(馬援伝)〕
素質や力量のない者がすぐれた人の真似をして,かえってぶざまな結果になることのたとえ。
大辞林 ページ 150838。