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とりお-こやた トリヲ― 【鳥尾小弥太】🔗🔉

とりお-こやた トリヲ― 【鳥尾小弥太】 (1847-1905) 軍人・政治家。長州藩出身。西南戦争後近衛都督。保守中正派を組織し機関誌「保守新論」を刊行。枢密顧問官。

とり-おい ―オヒ [3][0] 【鳥追(い)】🔗🔉

とり-おい ―オヒ [3][0] 【鳥追(い)】 (1)田畑に害を与える鳥獣を追い払うこと。また,そのしかけ。かかしなど。 (2)田畑の害鳥を追おうとする小正月の行事。子供たちが鳥追い歌をうたって家々を回ったり,田畑の中に仮小屋を作り,鳥追い歌をうたいながら正月のお飾りを焼いたりする。鳥追い祭。 (3)門付(カドヅケ)の一。正月に,扇で手をたたきながら祝詞を唱えて米銭を乞い歩いたもの。たたき。 (4)門付(カドヅケ)の一。江戸時代,編み笠を被(カブ)り三味線に合わせて歌をうたい,銭を乞い歩いた女。 鳥追い(4) [図]

とりおい-うた ―オヒ― [3][4] 【鳥追(い)歌】🔗🔉

とりおい-うた ―オヒ― [3][4] 【鳥追(い)歌】 (1)鳥追い{(2)}のときにうたう歌。 (2)鳥追い{(3)(4)}がうたう歌。

とりおい-ぶね ―オヒ― [5] 【鳥追(い)舟】🔗🔉

とりおい-ぶね ―オヒ― [5] 【鳥追(い)舟】 水田の害鳥を追うために仕立てた舟。「毎年―をかざり田づらの鳥を追はせ候/謡曲・鳥追舟」

トリオース [3] triose🔗🔉

トリオース [3] triose 単糖類の一。炭素原子三個をもつ分子量最少(九〇・〇八)の糖質。化学式 CHO 生体内で解糖系の中間体として生成する。三炭糖。

とり-おき 【取り置き】🔗🔉

とり-おき 【取り置き】 (1)処置。処分。始末。「諸道具の―もやかましきとて/浮世草子・永代蔵 2」 (2)死骸を取り片づけること。埋葬。「死骸の―にも構はず,野辺に送る人も無し/浮世草子・二十不孝 3」 (3)身の処し方。「けふの日いかにたてがたしと,身躰の―を案じ/浮世草子・胸算用 3」 (4)とっておき。「―の面がまへに移せし/評判記・難波の顔」

とり-お・く 【取り置く】 (動カ四)🔗🔉

とり-お・く 【取り置く】 (動カ四) (1)残しておく。しまっておく。「うちおき散らし給ふべくもあらず,深く―・き給ふべかめれば/源氏(帚木)」 (2)(ア)片づける。始末する。「御ゆするの調度など―・きて立つとて/落窪 1」(イ)死骸を片づける。葬る。「各々歎きを止めて―・きける/浮世草子・永代蔵 3」 (3)女性を引き取って手元に置く。愛人とする。「常葉十六歳より義朝に―・かれ七年のちぎりなれば/平治(下)」 (4)とっておく。やめる。「もう道草のおどけは―・いて,さあお館(ヤカタ)へ/常磐津・靫猿」

大辞林 ページ 150873