どんこん-そう ―サウ [0] 【鈍根草】 ミョウガの異名。

とん-ざ [1][0] 【頓挫】 （名）スル （１）勢いが途中でにわかに弱くなること。 （２）事業・計画などが途中で急に駄目になること。「不況のあおりで事業が―する」

どんざ [0] 古綿を入れたどてら。また，綿入れ半纏(ハンテン)。

とん-さい [0] 【頓才】 とっさの場合によく働く才能。気転のきくこと。「頓智―」「―のある，見立の上手な医者/渋江抽斎（鴎外）」

とん-ざい [0] 【屯在】 （名）スル たむろしていること。集まっていること。「回復兵の―するを見るより/経国美談（竜渓）」

どん-さい [0] 【鈍才】 才能がにぶいこと。頭の働きのにぶいこと。また，その人。

とん-さく [0] 【頓作】 （名・形動）[文]ナリ （１）その場の要求に応じて即座に作ること。 （２）機知の働くこと。頓智の働くこと。また，そういう言葉やさま。「さかしき男が―をいふは/咄本・露が咄」「―ナ人/日葡」

とん-ざん [0] 【遯竄・遁竄】 （名）スル 逃げかくれること。逃げうせる。逃竄。「―して行く処を知らず/自然と人生（蘆花）」

どん-さん [0] 【呑酸】 胸やけ。

とん-し [1] 【豚脂】 豚の脂肪。ラード。

とん-し [0] 【頓死】 （名）スル 急にあっけなく死ぬこと。急死。「祖母が脳溢血で―したのを見てから/悪魔（潤一郎）」

とん-じ [1] 【豚児】 〔豚の子の意〕 （１）自分の子供をへりくだっていう語。愚息。豚犬。 （２）愚かな子供。ばかな子。

とん-じ [1] 【遁辞】 責任やかかわりあいなどをのがれるための言葉。言いのがれ。逃げ口上。「―を弄する」