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ないし-どころ [4] 【内侍所】🔗🔉

ないし-どころ [4] 【内侍所】 (1)三種の神器の一つである神鏡(八咫(ヤタ)の鏡)を安置する場所。宮中では温明殿(ウンメイデン)にある。古来内侍がこれを守護した。賢所(カシコドコロ)。 (2)転じて,神鏡のこと。「―しるしの御箱,鳥羽につかせ給ふ/平家 11」

ないし-の-かみ 【尚侍】🔗🔉

ないし-の-かみ 【尚侍】 内侍司の長官。初め従五位相当,のち従三位相当。しょうじ。

ないし-の-じょう 【掌侍】🔗🔉

ないし-の-じょう 【掌侍】 内侍司の判官。定員四人で,平安中期以降その長を「勾当(コウトウノ)内侍」と呼ぶ。初め従七位相当,のち従五位相当。単に「ないし」と呼ぶことも多い。しょうじ。

ないし-の-すけ 【典侍】🔗🔉

ないし-の-すけ 【典侍】 内侍司の次官。定員四人。初め従六位相当,のち従四位相当。てんじ。

ないし-の-つかさ 【内侍司】🔗🔉

ないし-の-つかさ 【内侍司】 律令制で,後宮十二司の一。天皇の日常生活に奉仕した。勅や奏の取り次ぎも行うことから奈良末期以降急速にその地位が高まり,平安中期に後宮諸司が廃絶していく中,後宮を代表する官司となった。

ない-し [1] 【乃至】 (接続)🔗🔉

ない-し [1] 【乃至】 (接続) (1)数量・位置などの限界・範囲を述べて,その間を省略する意を表す。…から…まで。「五日―七日の道のり」「北―北西の風」 (2)または。もしくは。「本人―代理人の署名」

ないし-は [1] 【乃至は】 (接続)🔗🔉

ないし-は [1] 【乃至は】 (接続) 「ないし」を強めた語。「ないし」が多く語と語とを接続するのに対して,文と文との接続に用いられることが多い。「保護者―それに準ずるもの」「彼が来るか,―君が行くかすれば事情がはっきりするはずだ」

大辞林 ページ 150998