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なか-ご [2][0] 【中子・中心】🔗⭐🔉
なか-ご [2][0] 【中子・中心】
(1)入れ子に作った器物の,内部に入る方のもの。
(2)瓜(ウリ)などの実の内部の,種の入った軟らかい部分。
(3)(「茎」とも書く)刀剣の,柄(ツカ)の内部に入る部分。
→太刀
(4)葦の茎の内側の薄皮。
(5)中空の鋳物を作る際,内部に入れる鋳型。中型。
(6)鏃(ヤジリ)の篦(ノ)の中に入る部分。
(7)物の中心。しん。[名義抄]
(8)〔堂の中央に置くことから〕
斎宮の忌み詞で,仏。「経・仏など忌みて,―・染紙などいふ/徒然 24」
なかご-さき [0] 【中子先】🔗⭐🔉
なかご-さき [0] 【中子先】
三味線・胡弓の棹(サオ)の先端の,胴から突き出したところ。根緒懸(ネオカケ)。
なかご-ぼし 【中子星・心宿】🔗⭐🔉
なかご-ぼし 【中子星・心宿】
二十八宿の心(シン)宿の和名。蠍(サソリ)座のアンタレスほか二星にあたる。
なが-こい ―コヒ 【長恋・永恋】🔗⭐🔉
なが-こい ―コヒ 【長恋・永恋】
長い間,恋いこがれること。「後(オク)れ居て―せずはみ園生(ソノウ)の梅の花にもならましものを/万葉 864」
なが-こうじょう ―コウジヤウ [3] 【長口上】🔗⭐🔉
なが-こうじょう ―コウジヤウ [3] 【長口上】
長々と続く話。長い口上。
なか-ごと 【中言】🔗⭐🔉
なか-ごと 【中言】
「中口(ナカグチ){(2)}」に同じ。「汝(ナ)をと我(ア)を人そ放(サ)くなるいで我君人の―聞こすなゆめ/万葉 660」
なが-ごと 【長言】🔗⭐🔉
なが-ごと 【長言】
長々と話すこと。長ばなし。「にくきもの,急ぐ事あるをりに来て―する客人/枕草子 28」
なが-こゆい ―コユヒ [3] 【長小結】🔗⭐🔉
なが-こゆい ―コユヒ [3] 【長小結】
「長組輪(ナガクミワ)」に同じ。
なか-ごろ [0] 【中頃】🔗⭐🔉
なか-ごろ [0] 【中頃】
(1)中ほどの時期。「先月の―」
(2)中ほどの所。中途。「階段の―」
(3)その時から見て,あまり古くない時代。中世。「昔,―だにかやうに侍りけり。末代よくよく用心あるべき事なり/著聞 3」
大辞林 ページ 151048。