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なか・す [0] 【泣かす】🔗⭐🔉
なか・す [0] 【泣かす】
■一■ (動サ五[四])
(1)「泣かせる{(1)}」に同じ。「いつまで―・しておくのだ」
(2)「泣かせる{(2)}」に同じ。「親を―・すのもいいかげんにしてほしい」
(3)「泣かせる{(3)}」に同じ。「ここはいつも―・す場面だ」
■二■ (動サ下二)
⇒なかせる
なかず 【中洲】🔗⭐🔉
なかず 【中洲】
東京都中央区日本橋,隅田川西岸,新大橋南方の埋め立て地。安永年間(1772-1781)に完成し,納涼地・岡場所として栄えた。中洲新地。俗称,三股(ミツマタ)。
ながす 【長洲】🔗⭐🔉
ながす 【長洲】
熊本県北西部,玉名郡の町。有明海の埋立地は臨海工業地区。
なが・す [2] 【流す】 (動サ五[四])🔗⭐🔉
なが・す [2] 【流す】 (動サ五[四])
(1)液体が自然に下に移動するようにする。「溝に水を―・す」「風呂の残り湯を―・す」
(2)汗・涙・血などが自分の体内から流れ出るようにする。「涙を―・す」「汗を―・す」
(3)水で汚れを洗い落とす。「風呂で汗を―・す」「背中を―・す」
(4)水などの流れによって物が動かされるようにする。(ア)流れによって物を移動させる。「切り出した材木を川に―・す」「気球が風に―・される」(イ)水の流れによって破壊し,移動させる。また,水の流れや土砂によって失わせる。「大雨で橋が―・される」「洪水で家も田畑も―・されてしまう」「舟―・したる心地してよらむ方なく/古今(雑体)」
(5)音そのほか,形のないものを移動させる。(ア)電気が電線の中を伝わるようにする。通す。「電流を―・す」(イ)音響装置から出た音や声が,いつもそこで聞こえているようにする。「あの店ではいつもバロック音楽を―・している」(ウ)情報・うわさが伝わるよう,広まるようにする。流布させる。「うわさを―・す」「浮き名を―・す」(エ)(比喩的に)悪いものを広める。「青少年に害毒を―・す雑誌」
(6)流罪にする。「京より―・されたる俊寛よ/平家 3」
(7)芸人・按摩(アンマ)やタクシーなどが客を求めてあちこち移動する。「ギターをかかえて盛り場を―・して歩く」
(8)実現の前にだめにする。(ア)流産させる。また,流産する。「転んでおなかの子を―・してしまう」(イ)質に入れた品物を期日までに受け戻すことをせず,所有権を放棄する。「時計を―・す」(ウ)計画・予定が,実現・達成しなくなるようにする。不成立にする。「欠席戦術で会議を―・す」
(9)野球で,流し打ちをする。「アウトコースの球をライトに―・す」
(10)ある動作を力まずに行う。(ア)ある動作を,力まずに軽い気持ちで行う。「軽く―・しても大会新記録」(イ)(動詞の連用形の下に付いて)その動作を,あまり身を入れずに気楽に行う。「軽く書き―・した文章」「読み―・す」(ウ)(動詞の連用形の下に付いて)相手のはたらきかけを真正面から受けとめずにそらす。「受け―・す」「聞き―・す」「受けつ―・しつ切結ぶ/浄瑠璃・出世景清」
(11)心に留めないでおく。「親の名残りも身の憂さも何のままよと―・せども/浄瑠璃・源氏冷泉節」
(12)そこに立ち寄らないですます。「伯父病気ならば,ぐつと―・したいわい/洒落本・遊子方言」
(13)遊里で,居続けをする。流連する。「それにかう―・して居るなぞとは,ほんによく罰(バチ)も当らぬものだ/洒落本・傾城買四十八手」
〔「流れる」に対する他動詞〕
[可能] ながせる
[慣用] 汗水―・車軸を―・水に―/油を流したよう
大辞林 ページ 151058。