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なかむら-ざ 【中村座】🔗🔉

なかむら-ざ 【中村座】 1624年,中村(猿若)勘三郎が江戸中橋南地に開場した江戸最初の歌舞伎劇場。江戸三座の一。初め猿若座といったが,51年堺町に移転し中村座と改称した。1893年(明治26)廃座。

なかむら-せいこ 【中村星湖】🔗🔉

なかむら-せいこ 【中村星湖】 (1884-1974) 小説家。山梨県生まれ。本名,将為。早大卒。自然主義的な人間記録をめざし,平凡な人生の確執を地方色豊かな自然とともに描いた。「少年行」,短編集「半生」など。

なかむら-たいい-じけん ―タイ― 【中村大尉事件】🔗🔉

なかむら-たいい-じけん ―タイ― 【中村大尉事件】 1931年(昭和6)6月,中国東北部奥地を調査中の中村震太郎大尉が中国軍に殺害された事件。中国への敵対感情があおられ,満州事変の導火線となった。

なかむら-つね 【中村彝】🔗🔉

なかむら-つね 【中村彝】 (1887-1924) 洋画家。水戸生まれ。太平洋画会で中村不折・満谷国四郎に師事。レンブラント・ルノアールに私淑,肖像画を主に描いた。代表作「エロシェンコ氏の像」

なかむら-ていじょ ―テイヂヨ 【中村汀女】🔗🔉

なかむら-ていじょ ―テイヂヨ 【中村汀女】 (1900-1988) 俳人。熊本生まれ。本名,破魔子。「ホトトギス」の女流俳人として,日常生活を柔軟な詩情を込めて表現した。句集「春雪」「花影」など。

なかむら-てきさい 【中村斎】🔗🔉

なかむら-てきさい 【中村斎】 (1629-1702) 江戸前期の儒学者・本草学者。名は之欽,字(アザナ)は敬甫,通称仲二郎。独学で朱子学をきわめ,百科全書的な動植物図鑑「訓蒙図彙」を著した。

なかむら-とみじゅうろう ―トミジフラウ 【中村富十郎】🔗🔉

なかむら-とみじゅうろう ―トミジフラウ 【中村富十郎】 (初世)(1719-1786) 江戸中期の歌舞伎俳優。屋号,天王寺屋。初世芳沢あやめの三男。当時最高位の女方で,かつ舞踊の名手。「京鹿子娘道成寺」の初演者。

なかむら-なかぞう ―ナカザウ 【中村仲蔵】🔗🔉

なかむら-なかぞう ―ナカザウ 【中村仲蔵】 (初世)(1736-1790) 江戸中期の歌舞伎俳優。俳名,秀鶴。屋号,栄屋。時代物に長じ,忠臣蔵五段目の定九郎などに新演出を試みた。舞踊志賀山流の中興の祖。著「月雪花寝物語」「秀鶴日記」など。

大辞林 ページ 151088