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ながめ [3] 【眺め】🔗🔉

ながめ [3] 【眺め】 (1)見渡した景色。眺望(チヨウボウ)。「海に面した―のよい部屋」「雄大な―だ」 (2)ながめること。もの思いにふけりながらじっと見つめること。和歌では「長雨(ナガメ)」に掛けて用いられることが多い。「いたづらに我身世にふる―せしまに/古今(春下)」

ながめ-がち 【眺め勝ち】 (形動ナリ)🔗🔉

ながめ-がち 【眺め勝ち】 (形動ナリ) もの思いに沈むことが多いさま。「何事かかう―に思ひ入れ給ふべき/源氏(乙女)」

ながめ-もの 【眺め物】🔗🔉

ながめ-もの 【眺め物】 見て楽しむもの。見る価値のあるもの。「一生の―ながら,女の姿過ぎたるはあしからめ/浮世草子・一代女 3」

ながめ 【詠め】🔗🔉

ながめ 【詠め】 〔動詞「詠む」の連用形から〕 (1)声を長くのばして歌を口ずさむこと。「わが君,のたまへ。まろが―は,まづ更に更に不用/狭衣 1」 (2)詠(ヨ)まれた歌。詠歌。「摂政公の―にうばはれ/笈の小文」

ながめ-ごと 【詠め言】🔗🔉

ながめ-ごと 【詠め言】 (1)声を長く引いて歌を詠ずること。「―して曰ひしく/古事記(下訓)」 (2)詠歌。また,詠歌の催し。「故殿へ―おはしますと聞こえしに/俊成女集」

な-がめ [1] 【菜椿象・菜亀虫】🔗🔉

な-がめ [1] 【菜椿象・菜亀虫】 カメムシの一種。体長8〜9ミリメートル。体はほぼ六角形で黒色の地に顕著な紅色の条紋がある。ダイコン・アブラナなどの害虫。本州以南の各地から東南アジアまで分布。

なが-め [0][3] 【長め】 (名・形動)[文]ナリ🔗🔉

なが-め [0][3] 【長め】 (名・形動)[文]ナリ やや長い・こと(さま)。 ⇔短め 「ズボンを―に作る」

なが-め 【長海布】🔗🔉

なが-め 【長海布】 長い海藻。「眺め」と掛けて用いる。「うらさびしかる世の中を―かるらむゆきかへり/蜻蛉(中)」

ながめ-あか・す 【眺め明かす】 (動サ四)🔗🔉

ながめ-あか・す 【眺め明かす】 (動サ四) 物思いにふけって夜をあかす。「御格子も参らで―・し給うければ/源氏(須磨)」

なが-めい [0] 【長銘】🔗🔉

なが-めい [0] 【長銘】 刀の,住国・姓名・名乗・製作年月日などまで刻んだ,長い銘。ちょうめい。

大辞林 ページ 151090