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ながめ-くら・す [0][5] 【眺め暮(ら)す】 (動サ五[四])🔗🔉

ながめ-くら・す [0][5] 【眺め暮(ら)す】 (動サ五[四]) (1)ながめながら一日を暮らす。「山並みを―・す毎日」 (2)もの思いにふけって一日を送る。和歌では多く長雨(ナガメ)の降り暮らす意に掛けて用いられる。「見ずもあらず見もせぬ人の恋しくはあやなくけふや―・さむ/古今(恋一)」

ながめ・ふ 【眺め経】 (動ハ下二)🔗🔉

ながめ・ふ 【眺め経】 (動ハ下二) もの思いにふけりながら,月日を送る。和歌では多く「長雨降る」に掛けて用いる。「ひとりのみ―・ふるやの妻なれば/古今(恋五)」

ながめ-まわ・す ―マハス [0][5] 【眺め回す】 (動サ五[四])🔗🔉

ながめ-まわ・す ―マハス [0][5] 【眺め回す】 (動サ五[四]) あちこち,まわりを眺める。「周囲を―・す」

ながめ-や・る [0][4] 【眺め遣る】 (動ラ五[四])🔗🔉

ながめ-や・る [0][4] 【眺め遣る】 (動ラ五[四]) 遠くのほうを見る。見やる。「はるかな故郷の空を―・る」「ややもすれば花の木に目を付けて―・る/源氏(若菜上)」

なが・める [3] 【眺める】 (動マ下一)[文]マ下二 なが・む🔗🔉

なが・める [3] 【眺める】 (動マ下一)[文]マ下二 なが・む (1)遠くまたは広く見渡す。「沖を―・める」「窓から―・める」 (2)じっと見つめる。「相手の顔をしげしげと―・める」 (3)傍観する。「しばらく様子を―・めていよう」 (4)物思いに沈んでぼんやり見る。また,ぼんやり見ながら物思いにふける。「かぎりなく遠くも来にける哉と思ひわびて,―・めをるに/古今(羇旅詞)」

なが-もち 【長持(ち)】 (名)スル🔗🔉

なが-もち 【長持(ち)】 (名)スル (1) [3][4] 物が長くもつこと。「丈夫で―する品」 (2) [3][0] 衣服・調度などを保存しておくための,蓋のある長方形の箱。おもに木製。両端に金具があり,棹(サオ)を通して二人でかつぎ,運搬用ともする。 長持(2) [図]

――枕(マクラ)にならず🔗🔉

――枕(マクラ)にならず 大は小を兼ねるといっても,大きすぎては用をなさない。

大辞林 ページ 151091