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なぎ [2] 【凪・和】🔗⭐🔉
なぎ [2] 【凪・和】
なぐこと。風がやんで,波がなくなり,海面が穏やかになった状態。
⇔時化(シケ)
「夕―」
なぎ [1] 【梛】🔗⭐🔉
なぎ [1] 【梛】
マキ科の常緑高木。高さ20メートルに達する。暖地の山中に自生,また庭木とされる。葉は対生し,楕円形で革質,多数の平行脈がある。雌雄異株。五,六月開花。果実は球形で,晩秋,白粉を帯びた青色に熟す。古くから神社の境内に植えられ,熊野神社では神木とされ,その葉に供物を盛る。また,その葉が切れにくいことから,男女間の縁が切れないように,女性が葉を鏡の裏に入れる習俗があった。ナギノキ。力柴。漢名,竹柏。
梛
[図]
[図]
なぎ [0] 【薙】🔗⭐🔉
なぎ [0] 【薙】
山の崩れ落ちた所。青薙山・赤薙山など山名になっている。
なき-あ・う ―アフ [3] 【泣(き)合う】 (動ワ五[ハ四])🔗⭐🔉
なき-あ・う ―アフ [3] 【泣(き)合う】 (動ワ五[ハ四])
ともに泣く。「ひと宮のうち忍びて―・へり/源氏(須磨)」
なき-あか・す [4] 【泣(き)明かす】 (動サ五[四])🔗⭐🔉
なき-あか・す [4] 【泣(き)明かす】 (動サ五[四])
泣き続けて夜を過ごす。また,明けても暮れても泣いてばかりいる。「泣いて泣いて―・す」
なき-あと [1] 【亡き後】🔗⭐🔉
なき-あと [1] 【亡き後】
人の死んだあと。死後。「―を弔う」
なき-あひる [3] 【鳴き家鴨】🔗⭐🔉
なき-あひる [3] 【鳴き家鴨】
アイガモの別名。
なきあま 【泣尼】🔗⭐🔉
なきあま 【泣尼】
狂言の一。説教を依頼された住職が,すぐ感涙を催す老尼を雇って話の途中で泣かせようとするが,肝心なときに居眠りをされて失敗する。
なき-あわせ ―アハセ [0] 【鳴き合(わ)せ】🔗⭐🔉
なき-あわせ ―アハセ [0] 【鳴き合(わ)せ】
ウグイスなどを持ち寄って,その鳴き声の優劣を定めること。
なぎ-いかだ [3] 【梛筏】🔗⭐🔉
なぎ-いかだ [3] 【梛筏】
ユリ科の常緑小低木。地中海沿岸地方原産。明治初年に観賞用に渡来。高さ40〜80センチメートル。葉は小鱗片に退化。枝は濃緑色で葉状に変化し,卵形で先がとがる。雌雄異株。五月頃,葉状枝の中央に白色の小花をつける。液果は球形で赤く熟す。
なき-うさぎ [3] 【啼兎】🔗⭐🔉
なき-うさぎ [3] 【啼兎】
ウサギ目の哺乳動物。外見はウサギよりもネズミに近い。頭胴長15センチメートル内外。耳は短く約2センチメートル。尾はない。体の背面は,夏は赤茶色で冬は灰色または茶褐色,腹面は淡黄白色。寒冷地の乾燥した岩場に群れをなして営巣する。ピーピーと鳴く。アジア大陸東北部・サハリン・北海道に分布。ハツカウサギ。
大辞林 ページ 151105。