なき-くら・す [4] 【泣き暮(ら)す】 （動サ五［四］） 一日中泣いて過ごす。また，毎日泣いてばかりいる。「悲しみに―・す」

なき-ごえ ―ゴ [3][0] 【泣(き)声】 （１）人の泣く声。「赤ん坊の―」 （２）涙にうるむ声。なみだごえ。「―になる」

なき-ごえ ―ゴ [3][0] 【鳴(き)声】 虫・鳥・獣などの鳴く声。

なき-ごと [0] 【泣(き)言】 自分の不満や不幸などを嘆いて，人に訴える言葉。「―を並べる」「―を言う」

なき-こ・む [3] 【泣(き)込む】 （動マ五［四］） 泣いて駆けこむ。泣いて頼みこむ。「実家に―・む」 [可能] なきこめる

なぎさ [0] 【渚・汀】 海・湖などの，波が打ち寄せる所。波うちぎわ。みぎわ。

なき-さけ・ぶ [4] 【泣(き)叫ぶ】 （動バ五［四］） 大声で泣く。泣きながら叫ぶ。「助けを求めて―・ぶ声」

なき-さるがく 【泣(き)猿楽・泣(き)申楽】 見物人を泣かせるような悲劇的な能。泣かせる場面のある能。泣き能。「―をば，…よき時分を考へてすべし/風姿花伝」

なき-しき・る [4] 【泣き頻る】 （動ラ五［四］） しきりに泣く。盛んに泣く。

なき-しき・る [4] 【鳴き頻る】 （動ラ五［四］） 鳥・虫などが，盛んに鳴く。「―・る蝉(セミ)の声」

なき-しず・む ―シヅム [4] 【泣(き)沈む】 （動マ五［四］） 悲しみにしずんで，はげしく泣く。「悲しみに―・む」

なき-じゃくり [0][5] 【泣きり】 泣きじゃくること。

なき-じゃく・る [4] 【泣きる】 （動ラ五［四］） しゃくりあげるようにして泣く。「いつまでも―・っている子」

なき-じょうご ―ジヤウゴ [3] 【泣(き)上戸】 酒に酔うと泣く癖のある人。また，その癖。