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ななつ-がさね [4] 【七つ襲】🔗🔉

ななつ-がさね [4] 【七つ襲】 女房の袿(ウチキ)や懐紙などで,白を上にし,濃紅・淡紅・濃青・淡青および薄色の濃いもの,薄いものの六枚を重ねたもの。七重(ナナエ)襲。

ななつ-ぐち 【七つ口】🔗🔉

ななつ-ぐち 【七つ口】 江戸城大奥の出入り口の一。夕方七つ時に閉鎖された。これより奥は男子禁制。

ななつ-さがり 【七つ下がり】🔗🔉

ななつ-さがり 【七つ下がり】 (1)午後の四時を過ぎた頃。 (2)盛りを過ぎて,衰えかけたこと。また,長く使って,くたびれている物。七つ時分。七つ過ぎ。七つ半。「帯は―の風通/洒落本・山下珍作」

ななつ-さがり-の-あめ 【七つ下がりの雨】🔗🔉

ななつ-さがり-の-あめ 【七つ下がりの雨】 夕方,四時過ぎに降りだした雨。なかなかやまないもののたとえにいう。

ななつ-さや-の-たち 【七支刀】🔗🔉

ななつ-さや-の-たち 【七支刀】 「しちしとう(七支刀)」に同じ。「―一口,七子鏡一面,及種々の重宝を献る/日本書紀(神功訓)」

ななつ-すぎ 【七つ過ぎ】🔗🔉

ななつ-すぎ 【七つ過ぎ】 (1)午前または午後の四時を過ぎた頃。 (2)「七つ下がり{(2)}」に同じ。「鏡蒲団の―を柏餅にして寝てゐる/洒落本・青楼昼之世界錦之裏」

ななつ-だち 【七つ立ち】🔗🔉

ななつ-だち 【七つ立ち】 早朝の四時に出発すること。「お江戸日本橋―」

ななつ-どうぐ ―ダウ― [4] 【七つ道具】🔗🔉

ななつ-どうぐ ―ダウ― [4] 【七つ道具】 (1)七種でひとそろいとなる道具。また,いつも携帯するひとそろいの小道具。ある仕事に必要な道具類。「大工の―」「現代女性の―」 (2)戦場に臨む武士が身に着けた武具一式。内容は一定しないが,一般に具足・刀・太刀・矢・弓・母衣(ホロ)・兜(カブト)の七種。また,弁慶が背に負っていたという鎌・鋸(ノコギリ)・槌(ツチ)・斧(オノ)・熊手など。 (3)大名行列に用いる道具一式。槍・長刀(ナギナタ)・台傘・馬印・挟箱(ハサミバコ)・立傘(タテガサ)・大鳥毛など。

ななつ-どき [0] 【七つ時】🔗🔉

ななつ-どき [0] 【七つ時】 「ななつ(七){(3)}」に同じ。

ななつ-の-うみ 【七つの海】🔗🔉

ななつ-の-うみ 【七つの海】 南太平洋・北太平洋・南大西洋・北大西洋・南氷洋・北氷洋・インド洋の七つの海。また,転じて世界じゅうの海。七洋。「―を制覇する」

大辞林 ページ 151189