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――につけ🔗🔉

――につけ (「て」を伴うこともある)いろいろのことに関して。万事について。「駅に近い方が―(て)便利です」「―(て)世話をする」「当時を―(て)思い出す」

なにか-と [0] 【何彼と】 (副)🔗🔉

なにか-と [0] 【何彼と】 (副) いろいろと。あれやこれやと。「―お世話になります」

なに-か 【何か】 (連語)🔗🔉

なに-か 【何か】 (連語) □一□ (1)内容が不定,あるいは未知であることや物を指す。「―いいことがありそうだ」「穴の中に―がいる」「心の中に―を期している様子だ」 (2)(「…かなにか」「…やなにか」の形で)同類のものを指し示すのに用いられる。また,はっきりと言わずにぼかして言うときに用いられる。「誰かが来て果物か―置いて行ったよ」「うちの子は本や―はちっとも読もうとしない」 (3)(副詞的に)何だか。どうしてか。なぜか。「―寂しい」 (4)(軽く相手の意を確かめるようなときに発する)そういうことか。…であるのか。「それなら―,僕が悪いというのか」 □二□ (1)(疑問を表し,下に反対の内容を導いて)どうして…なのだろう。なぜ…なのか。「かくしあらば―植ゑけむ/万葉 1907」「ほととぎす思はずありき木の暗(クレ)のかくなるまでに―来鳴かぬ/万葉 1487」 (2)(感動詞的に)上の語,または相手の言葉を軽く否定して,反対のことを述べる時に用いる。いやいや。なあに。「―それが売りたるを買ひて,かくしたるぞ/落窪 3」

――せ🔗🔉

――せ 何になろうか,何にもならない。「春の心長閑けしとても―ん/風雅(春下)」

――と言うと🔗🔉

――と言うと 何かきっかけがあるたびに,いつも同じ言動をとるさま。「彼は―その話を持ち出す」

――と言えば🔗🔉

――と言えば 「何かと言うと」に同じ。

――は🔗🔉

――は 疑問・反語の意を表す。どうして…か,そんなことはない。何になろうか,何にもならない。「葎(ムグラ)はふ下にも年はへぬる身の―玉のうてなをも見む/竹取」

――はせん🔗🔉

――はせん 何になろうか,何にもならない。どうにもならない。「みにくき姿を待ちえて―/徒然 7」

なに-が 【何が】 (連語)🔗🔉

なに-が 【何が】 (連語) (1)(反語の意味を導く)どうして。いったい何が。「そんなことで―うれしいものか」 (2)とにかく。なにしろ。なにがさて。「―手ひどい親旦那/浄瑠璃・ひらかな盛衰記」 (3)(下に原因・理由を示す語句を伴って)当然であるという意を示す。なにしろ。なにぶんにも。「祇園会にはじめて呼びければ,―田舎者の事なれば/咄本・露が咄」

大辞林 ページ 151195