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なま-づめ [0][2] 【生爪】🔗⭐🔉
なま-づめ [0][2] 【生爪】
指に生えているままの爪。「―を剥(ハ)がす」
なま-づら 【生面】🔗⭐🔉
なま-づら 【生面】
(多く「なまづら下げて」の形で)顔をののしっていう語。いきづら。「御出馬のお供も叶(カナ)はず,―さげて帰つたはやい/浄瑠璃・神霊矢口渡」
なま-テープ [3] 【生―】🔗⭐🔉
なま-テープ [3] 【生―】
未使用の録音・録画用テープ。
なま-なか [0] 【生半】🔗⭐🔉
なま-なか [0] 【生半】
■一■ (形動)[文]ナリ
中途半端なさま。徹底しないさま。なまはんか。「―な同情など,かえって失礼だ」「―の努力では無理だ」
■二■ (副)
中途半端なさま。不十分で,むしろそれをしないほうがよいという意味を表す。なまじっか。「―慰留などしてもらいたくない」「―返事をして未練をますより/当世書生気質(逍遥)」
なま-なが・い 【生長い】 (形)[文]ク なまなが・し🔗⭐🔉
なま-なが・い 【生長い】 (形)[文]ク なまなが・し
いやに長い。妙に長い。「わごりよは立派な人ぢや,―・い事をよう覚えてゐやる/狂言記・岡太夫」
なま-なま [3] 【生生】🔗⭐🔉
なま-なま [3] 【生生】
■一■ (副)スル
いかにもなまなましいさま。新鮮なさま。「未だ血の気の―した頃は/火の柱(尚江)」
■二■ (形動ナリ)
通りいっぺんなさま。中途半端なさま。「才の際,―の博士はづかしく/源氏(帚木)」
なまなま-し・い [5] 【生生しい】 (形)[文]シク なまなま・し🔗⭐🔉
なまなま-し・い [5] 【生生しい】 (形)[文]シク なまなま・し
(1)その場の情景を目の前で見ているような,いかにも現実的な感じだ。「洪水の―・い爪あと」「記憶にまだ―・い」
(2)まだ,新しい。「―・い血糊(チノリ)」
(3)なま身である。生きている。「君を思ひ―・し身を焼く時は煙(ケブリ)多かる物にぞありける/大和 60」
[派生] ――さ(名)
なま-なり [0] 【生成り】🔗⭐🔉
なま-なり [0] 【生成り】
■一■ (名・形動)
未完成であること。まだ十分になりきっていないこと。また,そのさま。そのようなものをもいう。「―ナ鮨/日葡」
■二■ (名)
(1)なれ鮓(ズシ)の別名。また,なれ鮓のまだ十分に熟していないもの。なまなれ。「―をつけける女ありけり/仮名草子・仁勢物語」
(2)能面の一。女の怨霊に用いる。角が生えかけた形で,般若(ハンニヤ)になる以前のさまを表す。
大辞林 ページ 151233。