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なま-ふせがしげ 【生防がし気】 (形動ナリ)🔗🔉

なま-ふせがしげ 【生防がし気】 (形動ナリ) なんとなく邪魔にするようす。なんとなく迷惑そうなさま。「―に思ひていらふるにも/枕草子 179」

なま-へんじ [3] 【生返事】 (名)スル🔗🔉

なま-へんじ [3] 【生返事】 (名)スル いいかげんな返事。あいまいな返事。気のない返事。「うわのそらで―する」

なま-ほうそう ―ハウソウ [3] 【生放送】 (名)スル🔗🔉

なま-ほうそう ―ハウソウ [3] 【生放送】 (名)スル 録音・録画したものではなく,番組の進行状態がそのまま同時に放送されること。また,その放送。

なま-ぼし [0] 【生干(し)・生乾し】🔗🔉

なま-ぼし [0] 【生干(し)・生乾し】 十分に干し上がっていないこと。また,そのもの。「―のイワシ」「魚を―にする」

なま-まゆ [0] 【生繭】🔗🔉

なま-まゆ [0] 【生繭】 「せいけん(生繭)」に同じ。

なま-み [2][0] 【生身】🔗🔉

なま-み [2][0] 【生身】 現に生きているからだ。神経も感情もはたらいている身。いき身。

なま-みず ―ミヅ [2] 【生水】🔗🔉

なま-みず ―ミヅ [2] 【生水】 煮沸していない水を飲料に用いるときの称。

なま-みそ [3] 【生味噌】🔗🔉

なま-みそ [3] 【生味噌】 加熱や調味をしていない味噌。

なまみだぶ🔗🔉

なまみだぶ 「なむあみだぶつ(南無阿弥陀仏)」の転。

なま-みや 【生宮】🔗🔉

なま-みや 【生宮】 時を得ない不遇な皇族。「―ばらにてうしろ見る人のなからむよりは/狭衣 3」

なま-むぎ [3][2] 【生麦】🔗🔉

なま-むぎ [3][2] 【生麦】 煮たり煎(イ)ったりしてない,なまのままの麦。

なまむぎ 【生麦】🔗🔉

なまむぎ 【生麦】 横浜市鶴見区南西端の地名。江戸時代は東海道神奈川宿の漁村。

なまむぎ-じけん 【生麦事件】🔗🔉

なまむぎ-じけん 【生麦事件】 1862年8月,生麦村で島津久光の行列を乱したイギリス人を薩摩藩士が殺傷した事件。イギリスは幕府・薩摩藩に犯人引き渡しと賠償金を要求し,幕府は償金を支払ったが薩摩藩は拒否し,薩英戦争の原因となった。

なま-むつか・し 【生むつかし】 (形シク)🔗🔉

なま-むつか・し 【生むつかし】 (形シク) ちょっと面倒である。なんとなく煩わしい。「陣に左大臣殿の御くるまや御前どものあるを―・しとおぼしめせど/大鏡(師尹)」

大辞林 ページ 151236