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なま-もの [2] 【生物】🔗🔉

なま-もの [2] 【生物】 煮たり焼いたり干したりしていないもの。魚介類などについていう。「―は腐りやすい」

なま-もの 【生者】🔗🔉

なま-もの 【生者】 身分のいやしい者。また,未熟な者。「京に極めて身貧しき―有りけり/今昔 30」

なま-ものしり [3] 【生物識り】🔗🔉

なま-ものしり [3] 【生物識り】 〔「なまものじり」とも〕 たいしてものを知らないくせに,知ったふうをすること。また,その人。「足下(キサマ)は又例の―で/西洋道中膝栗毛(魯文)」

なま-やか 【生やか・艶やか】 (形動ナリ)🔗🔉

なま-やか 【生やか・艶やか】 (形動ナリ) なまめいたさま。若々しくて美しいさま。「いと―にて,声けはひよりはじめて,よに尋常なる男/著聞 12」

なま-やき [0] 【生焼(き)】🔗🔉

なま-やき [0] 【生焼(き)】 (1)「なまやけ(生焼)」に同じ。 (2)刃物の焼き入れが不十分であること。なまくら。

なま-やけ [0] 【生焼け】🔗🔉

なま-やけ [0] 【生焼け】 食べ物などが十分に焼けていないこと。また,そのもの。なまやき。「―の肉」

なま-やさし・い [0][5] 【生易しい】 (形)[文]シク なまやさ・し🔗🔉

なま-やさし・い [0][5] 【生易しい】 (形)[文]シク なまやさ・し 簡単である。たやすい。多く下に打ち消しの語を伴って用いる。「独立して店を出すのは―・いことではない」 [派生] ――さ(名)

なま-ゆうぐれ ―ユフグレ 【生夕暮れ】🔗🔉

なま-ゆうぐれ ―ユフグレ 【生夕暮れ】 そろそろ夕暮れになる頃。たそがれ。「―になりぬれば出で来て/今昔 28」

なま-ゆか・し 【生懐し】 (形シク)🔗🔉

なま-ゆか・し 【生懐し】 (形シク) なんとなく心がひかれる。「―・しき方ざまにうちまじりたる御中に/狭衣 4」

なま-ゆで [0] 【生茹で】🔗🔉

なま-ゆで [0] 【生茹で】 十分にゆだってないこと。また,そのもの。「―のうどん」

なま-よい ―ヨヒ [0] 【生酔い】🔗🔉

なま-よい ―ヨヒ [0] 【生酔い】 (1)少し酒に酔うこと。また,その人。なまえい。 (2)ひどく酔っていること。また,その人。「芸者の房八を合手に大―で/安愚楽鍋(魯文)」

――本性(ホンシヨウ)違(タガ)わず🔗🔉

――本性(ホンシヨウ)違(タガ)わず 酒に酔っても,その人の本性は変わらない。酒飲み本性たがわず。

大辞林 ページ 151238