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なま-よろ・し 【生宜し】 (形シク)🔗🔉

なま-よろ・し 【生宜し】 (形シク) 少しはよい。悪くはない。「斎院こそ―・しくおはしまさむ/狭衣 3」

なまり [0] 【生り】🔗🔉

なまり [0] 【生り】 「生り節(ブシ)」の略。[季]夏。

なまり-ぶし [0] 【生り節】🔗🔉

なまり-ぶし [0] 【生り節】 鰹(カツオ)を一回だけ蒸して乾燥したもの。煮物・酢の物などにする。なまぶし。[季]夏。

なまり [3][0] 【訛り】🔗🔉

なまり [3][0] 【訛り】 標準語・共通語とは異なる,ある地方に特有の発音。「お国―」

――は国の手形(テガタ)🔗🔉

――は国の手形(テガタ) 言葉のなまりを聞くと,その人の生まれ故郷がわかるということ。

なまり [0] 【鉛】🔗🔉

なまり [0] 【鉛】 炭素族元素の一。元素記号 Pb 原子番号八二。原子量二〇七・二。方鉛鉱などとして産する。有史以前から知られた,青白色の軟らかい固体金属。比重一一・三四(二〇度),空気中では表面に丈夫な酸化皮膜をつくり安定。鉛板・鉛管として用い,蓄電池の電極・放射線遮蔽板などとする。防食のためのめっき,また合金としてはんだ・易融合金などの材料にも用いる。可溶性鉛化合物はすべて有毒。

なまり-いろ [0] 【鉛色】🔗🔉

なまり-いろ [0] 【鉛色】 鉛のような青みがかった灰色。または淡い藍(アイ)色。「今にも降り出しそうな―の空」

なまり-ガラス [4] 【鉛―】🔗🔉

なまり-ガラス [4] 【鉛―】 鉛を含むガラス。二酸化ケイ素に酸化鉛を加えて作る。比重・屈折率が大きく,美しい光沢と輝きをもつ。クリスタル-ガラス・模造宝石のほか,高屈折率の光学ガラスや放射線遮蔽ガラスなどに用いる。フリント-ガラス。

なまり-ごうきん ―ガフ― [4] 【鉛合金】🔗🔉

なまり-ごうきん ―ガフ― [4] 【鉛合金】 鉛を成分として含む合金の総称。硬鉛・はんだ・軸受合金・活字合金など。

なまり-ぜに [4] 【鉛銭】🔗🔉

なまり-ぜに [4] 【鉛銭】 鉛で鋳造した銭。室町時代から江戸初期に流通した私鋳銭や,江戸末期に関東・東北の一部で鋳造使用されたものなどがある。なまりせん。

なまり-ちくでんち [6] 【鉛蓄電池】🔗🔉

なまり-ちくでんち [6] 【鉛蓄電池】 正極に二酸化鉛,負極に鉛,電解液に希硫酸を用いた蓄電池。自動車のバッテリーなどとして最も普通に用いるもの。フランスのプランテが発明。

大辞林 ページ 151239