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にて-も (連語)🔗🔉

にて-も (連語) 〔格助詞「にて」に係助詞「も」の付いたもの〕 格助詞「にて」で示されるものを取り出して列挙したり類例を示したりする。…でも。…においても。「家―たゆたふ命波の上に思ひし居れば奥か知らずも/万葉 3896」「品の高さ―,才芸のすぐれたる―,先祖の誉―,人にまされりと思へる人は/徒然 167」

に-て-も (連語)🔗🔉

に-て-も (連語) 〔断定の助動詞「なり」の連用形「に」に,接続助詞「て」,係助詞「も」の付いたもの〕 (補助用言の「あり」「なし」などを伴って)…でも(ある,ない)。「かろがろしき御ありきすべき身―あらず/和泉式部日記」「昼は,ことそぎ,およすけたる姿―ありなん/徒然 191」

に-てん [1] 【二天】🔗🔉

に-てん [1] 【二天】 (1)多聞天と持国天。 (2)日天子と月天子(ガツテンシ)。 (3)梵天と帝釈天。 (4)「仁王」に同じ。

にてん-もん [2] 【二天門】🔗🔉

にてん-もん [2] 【二天門】 左右に一対の仁王像を安置した寺の中門。仁王の代わりに多聞天と持国天を置く場合もある。

にてん 【二天】🔗🔉

にてん 【二天】 宮本武蔵の法名。

にてん-いち-りゅう ―リウ 【二天一流】🔗🔉

にてん-いち-りゅう ―リウ 【二天一流】 剣術の一派。祖は宮本武蔵。初め円明(エンミヨウ)流と称したが,武蔵五〇歳代,江戸滞留中に二刀一流と改称し,さらに晩年,肥後に至ってこの名称に改めたもの。二刀を用いたので俗に二刀流ともいう。

に-てん [1] 【二典】🔗🔉

に-てん [1] 【二典】 (1)「書経」の尭典と舜典。 (2)内典と外典。

にでん-ぞう ―ザウ [2] 【二伝像】🔗🔉

にでん-ぞう ―ザウ [2] 【二伝像】 〔仏〕 インドから中国を経て,日本へ伝わった仏像のこと。特に京都嵯峨の清涼寺の釈迦如来像のこと。

大辞林 ページ 151487