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――の妬(ヤ)くほど亭主(テイシユ)もてもせず🔗⭐🔉
――の妬(ヤ)くほど亭主(テイシユ)もてもせず
女房は自分の亭主をもてるものと思ってやきもちを焼くが,女房の思うほどもてることはない,ということ。
にょうぼう-いえぬし ―バウイヘ― 【女房家主】🔗⭐🔉
にょうぼう-いえぬし ―バウイヘ― 【女房家主】
一家の主婦。にょうぼうあるじ。「惣じての―・身体(シンダイ)の仕合せにひかれて,姿は作りものといへり/浮世草子・織留 5」
にょうぼう-ぐるい ―バウグルヒ 【女房狂ひ】🔗⭐🔉
にょうぼう-ぐるい ―バウグルヒ 【女房狂ひ】
遊女屋などに通い,女色におぼれること。女狂い。「―ヲスル/日葡」
にょうぼう-ぐるま ―バウ― 【女房車】🔗⭐🔉
にょうぼう-ぐるま ―バウ― 【女房車】
女房{(2)}の乗る牛車(ギツシヤ)。おんなぐるま。
にょうぼう-ことば ―バウ― [5] 【女房詞】🔗⭐🔉
にょうぼう-ことば ―バウ― [5] 【女房詞】
室町初期頃,御所や仙洞御所に仕える女房たちによって使用され始めた一種の隠語。食物・衣服・日常の用具に関するものが多く,上品で優美な言葉として,のちには将軍家に仕える女性から町家の女性にまで広がった。さらには一部の語彙は男性の間にまで用いられるに至ったものもある。団子を「いしいし」,豆腐を「おかべ」,鯉を「こもじ」という類。
→女房詞[表]
にょうぼう-しょうぞく ―バウシヤウ― [5] 【女房装束】🔗⭐🔉
にょうぼう-しょうぞく ―バウシヤウ― [5] 【女房装束】
宮中に仕える女房の服装。儀式などの晴れのときには張袴(ハリバカマ)・単(ヒトエ)・五衣(イツツギヌ)・打衣(ウチギヌ)・表着(ウワギ)・唐衣・裳(モ)をつける。日常の装束には張袴を生袴(キノハカマ)に替え,唐衣と裳を略した。
女房装束
[図]
[図]
にょうぼう-てんか ―バウ― [5] 【女房天下】🔗⭐🔉
にょうぼう-てんか ―バウ― [5] 【女房天下】
一家の中で,妻が夫よりも権力のあること。かかあ天下。
にょうぼう-の-さぶらい ―バウ―サブラヒ 【女房の侍】🔗⭐🔉
にょうぼう-の-さぶらい ―バウ―サブラヒ 【女房の侍】
宮中で,女房の詰め所である台盤所(ダイバンドコロ)のこと。
大辞林 ページ 151568。