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にょ-どう ―ダウ 【女道】🔗🔉

にょ-どう ―ダウ 【女道】 (衆道(シユドウ)に対して)遊女と遊ぶこと。女道楽。「衆道―を昼夜のわかちもなく/浮世草子・五人女 3」

にょ-にん [0] 【女人】🔗🔉

にょ-にん [0] 【女人】 女の人。女性。

にょにん-きんぜい [0] 【女人禁制】🔗🔉

にょにん-きんぜい [0] 【女人禁制】 〔「にょにんきんせい」とも〕 仏教の霊場や修行の場で,女子は僧の修行の障害になるとしてその立ち入りを禁ずること。また,特殊の神事に女子の参加するのを認めないこと。比叡山・高野山におけるものなどが有名だが,明治以後大部分は解禁された。

にょにん-けっかい 【女人結界】🔗🔉

にょにん-けっかい 【女人結界】 女人禁制の地域。

にょにん-こうや ―カウヤ 【女人高野】🔗🔉

にょにん-こうや ―カウヤ 【女人高野】 室生寺(ムロウジ)の異名。高野山など,明治初年まで女人禁制であった寺に対して,女子の参拝・修行が許されたことからいう。

にょにん-じょうぶつ ―ジヤウ― [4] 【女人成仏】🔗🔉

にょにん-じょうぶつ ―ジヤウ― [4] 【女人成仏】 〔仏〕 女性が悟りを開いて仏となること。元来,仏教では女性は宗教的能力に劣っており,そのまま仏にはなれないという考えが主流であった。

にょにん-どう ―ダウ [0][2] 【女人堂】🔗🔉

にょにん-どう ―ダウ [0][2] 【女人堂】 女人禁制の領域の外に建てられ,女性がこもって読誦や念仏などに励むための堂。高野山のものが有名。

にょ-ひつ [0] 【女筆】🔗🔉

にょ-ひつ [0] 【女筆】 女流の筆法。おんなで。じょひつ。

によ・ぶ 【呻吟ぶ】 (動バ四)🔗🔉

によ・ぶ 【呻吟ぶ】 (動バ四) ⇒によう(呻吟)

にょ-べっとう ―ベツタウ 【女別当】🔗🔉

にょ-べっとう ―ベツタウ 【女別当】 斎宮寮・斎院司に仕える女官。「―してきこえ給へり/源氏(澪標)」

にょ-ほう ―ホフ [0] 【如法】 (名・形動ナリ)🔗🔉

にょ-ほう ―ホフ [0] 【如法】 (名・形動ナリ) (1)〔仏〕 仏の教えどおりである・こと(さま)。「功徳も御祈りも―に行はせ給ひし/大鏡(頼忠)」 (2)柔和なこと。温厚篤実なこと。また,そのさま。「その身の―なるに任せて/御伽草子・羅生門」 (3)(副詞的に用いて)もちろん。もとより。「―夜半のことなれば,内侍も女官もまゐりあはずして/平家 11」

にょほう-あんや ―ホフ― [4] 【如法暗夜】🔗🔉

にょほう-あんや ―ホフ― [4] 【如法暗夜】 文字どおり暗い夜。真っ暗闇。如法の闇。

大辞林 ページ 151572