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ぬぎ-か・ける [0][4] 【脱ぎ掛ける】 (動カ下一)[文]カ下二 ぬぎか・く🔗🔉

ぬぎ-か・ける [0][4] 【脱ぎ掛ける】 (動カ下一)[文]カ下二 ぬぎか・く (1)衣服を脱ぎはじめて途中でやめる。「着物を―・けたところへ電話が鳴った」 (2)脱いだ衣服を,ものに掛ける。「なに人かきて―・けしふぢばかまくる秋ごとにのべをにほはす/古今(秋上)」 (3)衣服を脱いで賞や禄として人に与える。「濡れたる御衣(ゾ)どもは,みなこの人に―・け給ひて/源氏(橋姫)」 (4)着物を肩脱ぎに,また抜き襟に着る。「衣―・けたるやうだい/堤中納言(花桜)」

ぬき-かざ・す [4] 【抜き翳す】 (動サ五[四])🔗🔉

ぬき-かざ・す [4] 【抜き翳す】 (動サ五[四]) 刀などを抜いて,頭上に振りかざす。「刀を―・す」

ぬき-がた・い 【抜(き)難い】 (連語)🔗🔉

ぬき-がた・い 【抜(き)難い】 (連語) 取り除くことがむずかしい。「―・い不信感」

ぬぎ-き [1] 【脱ぎ着】 (名)スル🔗🔉

ぬぎ-き [1] 【脱ぎ着】 (名)スル 脱いだり着たりすること。

ぬき-こじ 【抜き巾子】🔗🔉

ぬき-こじ 【抜き巾子】 元服式のとき用いた加冠用の冠。巾子の部分が額から抜きとることができるようになっているもの。はなちこじ。

ぬぎ-さげ [0] 【脱ぎ下げ】🔗🔉

ぬぎ-さげ [0] 【脱ぎ下げ】 能・歌舞伎などで,上着の唐織り・素襖(スオウ)などの右片袖を脱いで垂らすこと。狂女・船頭などの着付け。ぬぎかけ。

ぬき-さし [0][2] 【抜(き)差し】 (名)スル🔗🔉

ぬき-さし [0][2] 【抜(き)差し】 (名)スル (1)抜き出すことと入れること。除くことと加えること。「簡単に―ができる」「穴に―する」 (2)あれこれやりくりすること。処理。処置。

――なら=ない(=ぬ)🔗🔉

――なら=ない(=ぬ) 身動きがとれず,どうにもならない。のっぴきならない。「―ない羽目におちいる」

ぬき-さ・る [3] 【抜(き)去る】 (動ラ五[四])🔗🔉

ぬき-さ・る [3] 【抜(き)去る】 (動ラ五[四]) (1)抜いて取り去る。すっかり抜く。「小骨を―・る」 (2)追い抜いて先へ行く。「二人―・ってトップへ出る」

ぬき-し [2] 【抜(き)師】🔗🔉

ぬき-し [2] 【抜(き)師】 「すり(掏摸)」のこと。

大辞林 ページ 151624