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ぬけ-ろじ ―ロヂ [3] 【抜け路地】🔗⭐🔉
ぬけ-ろじ ―ロヂ [3] 【抜け路地】
「抜け小路(コウジ)」に同じ。
ぬさ [1] 【幣】🔗⭐🔉
ぬさ [1] 【幣】
(1)神に捧げる供え物。また,祓(ハラエ)の料とするもの。古くは麻・木綿(ユウ)などを用い,のちには織った布や紙を用いた。みてぐら。にぎて,幣帛(ヘイハク)。御幣(ゴヘイ)。「このたびは―もとりあへず手向山紅葉の錦神のまにまに/古今(羇旅)」
(2)贈り物。特に,旅立ちのときの贈り物。「上下いろいろの―多かりし中に/増鏡(新島守)」
幣(1)
[図]
[図]
ぬさ-ぶくろ [3] 【幣袋】🔗⭐🔉
ぬさ-ぶくろ [3] 【幣袋】
昔,旅行の折に,道中の安全を祈って道祖神に捧げる幣を入れて携えた袋。
ぬし [1] 【主】🔗⭐🔉
ぬし [1] 【主】
■一■ (名)
(1)一家の主人。あるじ。「世帯―」
(2)所有者。「持ち―」「地―」「株―」
(3)動作,または動作の結果生じた事柄の主体。また,その当人。「落とし―」「拾い―」「声の―」
(4)山・沼・森などに古くから住み,あたりを支配していると考えられている大きな動物。また,一つの職場・場所などに古くからいる人をたとえていう。「森の―」「沼の―の大なまず」「学校の―」
(5)亭主。おっと。「―ある身に,此やうな無作法は覚悟なうてはならぬはず/浄瑠璃・卯月の紅葉(中)」
(6)ある土地や集団・社会などを支配し,つかさどる人。「時頼朝臣の子,時宗といふぞ相模守,世の中はからふ―なりける/増鏡(草枕)」
(7)自分の仕える人。主人。「我(ア)が―のみ魂賜ひて春さらば奈良の都に召上(サ)げたまはね/万葉 882」
(8)(「…のぬし」の形で)人名などの下に付けて,敬称として用いる。「仲麻呂の―/土左」
■二■ (代)
(1)二人称。(ア)敬意をもって相手をさす。もっとも,尊敬の度はさほど高くなく,同輩以下の者に対して用いることが多い。あなた。「―は,その御時の母后の宮の御方のめしつかひ,高名の大宅世次とぞいひ侍りしかしな/大鏡(序)」(イ)近世,女性から夫・恋人など特定の男性を親愛の意をこめていう。また,遊女が客に対していうのにも用いる。あなた。「―のやうなものをとめ申すもんでおざんすか/洒落本・遊子方言」
(2)三人称。近世,遊女が客のことを親愛の意をこめていうのに用いる。あの方。「―の名をおしりなんせんか。番町さんと申しやす/洒落本・遊子方言」
大辞林 ページ 151636。