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ぬれ-ねずみ [3] 【濡れ鼠】🔗⭐🔉
ぬれ-ねずみ [3] 【濡れ鼠】
(1)水に濡れた鼠。
(2)衣服を着たまま,全身水に濡れた状態。「不意の雨で―になる」
ぬれ-ば [0] 【濡れ場】🔗⭐🔉
ぬれ-ば [0] 【濡れ場】
(1)〔歌舞伎から出た語〕
演劇で,恋愛や情事の場面。また,官能的な情景。濡れ幕。
→濡れ事
(2)男女が密会している場面。情事の場。「―を目撃する」
ぬれば-いろ [0] 【濡れ羽色】🔗⭐🔉
ぬれば-いろ [0] 【濡れ羽色】
〔普通「烏(カラス)の濡れ羽色」の形で〕
水に濡れた烏の羽の色のように,しっとりとしたつやのある黒色。「髪は烏の―」
ぬれ-ばなし [3] 【濡れ話】🔗⭐🔉
ぬれ-ばなし [3] 【濡れ話】
色事についての話。いろばなし。
ぬれ-ぶみ 【濡れ文】🔗⭐🔉
ぬれ-ぶみ 【濡れ文】
恋文。いろぶみ。「久米様への―が,法印様のお手に入り/浄瑠璃・万年草(中)」
ぬれ-ぼうず ―バウズ 【濡れ坊主】🔗⭐🔉
ぬれ-ぼうず ―バウズ 【濡れ坊主】
好色な僧。「此庵の―,所こそあれ仏壇に女寝させてささめごと/浄瑠璃・蝉丸」
ぬれ-ぼとけ [3] 【濡れ仏】🔗⭐🔉
ぬれ-ぼとけ [3] 【濡れ仏】
「露仏(ロブツ)」に同じ。
ぬれ-まく [0] 【濡れ幕】🔗⭐🔉
ぬれ-まく [0] 【濡れ幕】
「濡(ヌ)れ場(バ)」に同じ。
ぬれ-もの 【濡れ者】🔗⭐🔉
ぬれ-もの 【濡れ者】
(1)色事に通じた人。好色者。濡れ人。「どうでもさが(=女ノ名)は―ぢや/浄瑠璃・生玉心中(上)」
(2)美人。男の気持ちをそそる女性。「姉妹の袖雫垂る風俗は,国に名取の―と聞えしも/浄瑠璃・堀川波鼓(上)」
ぬれ-ゆき [2] 【濡れ雪】🔗⭐🔉
ぬれ-ゆき [2] 【濡れ雪】
水分が多く湿っぽい雪。
ぬ・れる [0] 【濡れる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 ぬ・る🔗⭐🔉
ぬ・れる [0] 【濡れる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 ぬ・る
(1)物の表面に雨・露・涙・汗などの水けがたっぷりとつく。また,物に水がかかって中までしみ込む。「夜露に―・れた芝生」「汗でぐっしょり―・れたワイシャツ」
(2)男女が情交を結ぶ。色事をする。「しっぽり―・れる」
(3)血などにまみれる。「二つの狼の相闘(クイア)ひて血に―・れたるに逢へりき/日本書紀(欽明訓)」
〔「濡らす」に対する自動詞〕
大辞林 ページ 151661。