複数辞典一括検索+

ねずみ-のみ [3] 【鼠蚤】🔗🔉

ねずみ-のみ [3] 【鼠蚤】 鼠に寄生するノミの総称。ケオプスネズミノミは人体にも寄生してペストを媒介する。

ねずみ-の-よめいり 【鼠の嫁入り】🔗🔉

ねずみ-の-よめいり 【鼠の嫁入り】 昔話の一。鼠が天下一の婿をとろうとして考えた候補者のそれぞれに,さらに強いものがいることがわかり,結局,同類の鼠を婿にすることにしたという話。あれこれ迷っても平凡なところに落ち着くたとえともされる。

ねずみ-ば-ぎり [4] 【鼠歯錐】🔗🔉

ねずみ-ば-ぎり [4] 【鼠歯錐】 刃先が扁平で,三つに分かれた錐。かたくて割れやすい木材や竹細工に用いる。 →錐

ねずみ-ばしり [4] 【鼠走り】🔗🔉

ねずみ-ばしり [4] 【鼠走り】 門や出入り口などの扉の上方の軸を受けるために柱間にわたした横木。ねずばしり。とかみ。

ねずみ-はなび [4] 【鼠花火】🔗🔉

ねずみ-はなび [4] 【鼠花火】 花火の一。小さな輪になっていて,点火すると,地面を勢いよく走り回ってから破裂する。鼠火。[季]秋。

ねずみ-ばんし [4] 【鼠半紙】🔗🔉

ねずみ-ばんし [4] 【鼠半紙】 鼠色の粗末な半紙。

ねずみ-び [3] 【鼠火】🔗🔉

ねずみ-び [3] 【鼠火】 「鼠花火」に同じ。

ねずみ-まい ―マヒ 【鼠舞ひ】🔗🔉

ねずみ-まい ―マヒ 【鼠舞ひ】 〔鼠が穴から首だけを出して様子をうかがい,なかなか出ないことから〕 ためらうこと。なかなか態度を決めないこと。「猫なでの姑に娵(ヨメ)の―/柳多留 52」

ねずみ-もち [3] 【鼠黐】🔗🔉

ねずみ-もち [3] 【鼠黐】 モクセイ科の常緑低木。暖地に自生。生け垣・庭木とする。高さ約2メートル。葉は対生し,卵形で厚く光沢がある。六月頃,枝先に香りのある白色小花を円錐形に密生。果実は楕円形で,晩秋,紫黒色に熟し,漢方で強壮薬とする。タマツバキ。タズノキ。ネズモチ。

ねずみこぞう 【鼠小僧】🔗🔉

ねずみこぞう 【鼠小僧】 江戸後期の盗賊。名は次郎吉。武家屋敷のみ襲い,盗んだ金を貧乏人に施したという。1832年処刑。「鼠小紋東君新形(ハルノシンガタ)」など,多くの歌舞伎・講談・小説などの題材となった。

大辞林 ページ 151705