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ね-と・る [2] 【寝取る】 (動ラ五[四])🔗🔉

ね-と・る [2] 【寝取る】 (動ラ五[四]) 他人の夫・妻・愛人などと合意の上で肉体関係を持つ。「妻を―・られる」

ね-な・く 【音泣く・音鳴く】 (動カ四)🔗🔉

ね-な・く 【音泣く・音鳴く】 (動カ四) 声をあげて泣く。「新喪(ニイモ)のごとも―・きつるかも/万葉 1809」

ね-なし [3][0] 【根無し】🔗🔉

ね-なし [3][0] 【根無し】 (1)根のついていないこと。また,そのもの。 (2)根拠のないこと。

ねなし-かずら ―カヅラ [4] 【根無葛】🔗🔉

ねなし-かずら ―カヅラ [4] 【根無葛】 ヒルガオ科の一年生寄生植物。全体に黄色。根はなく,茎はつる状で吸盤を出して他植物の栄養を吸収する。葉は鱗片状で互生。八〜一〇月,黄白色の小花を穂状につける。果(サクカ)は卵形。種子を菟糸子(トシシ)といい強壮薬とする。

ねなし-ぐさ [3] 【根無し草】🔗🔉

ねなし-ぐさ [3] 【根無し草】 (1)池などの水に浮いていて,根が地中に張っていない草。浮き草。 (2)「浮き草{(2)}」に同じ。[季]夏。 (3)しっかりしたよりどころをもたない物や事のたとえ。「―の生活」

ねなし-ごと [0] 【根無し言】🔗🔉

ねなし-ごと [0] 【根無し言】 根拠のない話。つくりごと。うそ。

ねなし-ばな [3] 【根無し花】🔗🔉

ねなし-ばな [3] 【根無し花】 連句で,草木の花でないのに,「花」の字を用いる言葉。花嫁・花鰹など。

ねなしぐさ 【根南志具佐】🔗🔉

ねなしぐさ 【根南志具佐】 戯作。天竺(テンジク)浪人(平賀源内)作。五巻。1763年刊。地獄風景に事よせて遊里や芝居の世界を中心に当時の世相を描いたもの。69年「根無草後編」刊。

ね-ぬけ [3][0] 【根抜け】🔗🔉

ね-ぬけ [3][0] 【根抜け】 (1)根が抜けたこと。 (2)徹底していること。真底(シンソコ)。「自体酔はねば―の恋に気がならぬ/評判記・難波の顔」 (3)古陶器で,同系統の窯の中で,最も古く焼かれたもの。古唐津の一種や,古瀬戸の茶入れにいう。ねぬき。

ね-ぬなわ ―ヌナハ 【根蓴菜】🔗🔉

ね-ぬなわ ―ヌナハ 【根蓴菜】 蓴菜(ジユンサイ)の古名。「根芹―牛蒡(ゴンボウ)河骨/梁塵秘抄」

ねぬなわ-の ―ヌナハ― 【根蓴菜の】 (枕詞)🔗🔉

ねぬなわ-の ―ヌナハ― 【根蓴菜の】 (枕詞) (1)「ぬなわ」の根を繰るということから,同音の「来る」「苦し」にかかる。「―来る人もなし/拾遺(雑恋)」「―苦しかるらむ人よりも/拾遺(恋四)」 (2)「ね」の音を反復して「ねたく」にかかる。「―ねたくと思ふ事しなければ/後拾遺(雑二)」

大辞林 ページ 151731