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のち-の-ひな 【後の雛】🔗⭐🔉
のち-の-ひな 【後の雛】
九月九日の重陽(チヨウヨウ)の節句の菊雛。[季]秋。《白に黄に―衣女夫衣/露月》
のち-の-ほとけ 【後の仏】🔗⭐🔉
のち-の-ほとけ 【後の仏】
釈迦仏のあとを継ぐ仏。すなわち弥勒(ミロク)仏。「釈迦のみあと石に写し置き敬ひて―に譲りまつらむ捧げまうさむ/仏足石歌」
のち-の-もの 【後の物】🔗⭐🔉
のち-の-もの 【後の物】
「後産(アトザン)」に同じ。のちのこと。「寅の時ばかりに生れ給ひて,声高に泣き給ふ…―もいと平らかなり/宇津保(蔵開上)」
のち-の-やぶいり 【後の藪入り】🔗⭐🔉
のち-の-やぶいり 【後の藪入り】
七月一六日の盆の藪入り。正月の藪入りに対していう。
のち-の-よ [4][0] 【後の世】🔗⭐🔉
のち-の-よ [4][0] 【後の世】
(1)これからの世。将来。「―まで語り継ぐ」
(2)死後。また,死後の世界。後世(ゴセ)。来世。あの世。
のち-の-よつ 【後の四つ】🔗⭐🔉
のち-の-よつ 【後の四つ】
近世,江戸吉原で,引け時に拍子木を打って知らせた時刻。遊郭での終業時間は四つ(午後一〇時頃)とされていたが,実際に終業する九つ(午後一二時頃)に四つとして打ったもの。引け四つ。「―三味線引きとあばた也/柳多留 15」
のち-の-わざ 【後の業】🔗⭐🔉
のち-の-わざ 【後の業】
「後の事{(1)}」に同じ。「便悪しく狭き所にあまたあひゐて,―ども営みあへる/徒然 30」
のち-びと [0] 【後人】🔗⭐🔉
のち-びと [0] 【後人】
後世の人。のちの世の人。
のち-ほど [0] 【後程】 (副)🔗⭐🔉
のち-ほど [0] 【後程】 (副)
少し時間がたってから。あとで。後刻。「―説明します」
のち-やく [0] 【後厄】🔗⭐🔉
のち-やく [0] 【後厄】
「あとやく(後厄)」に同じ。
の-ちょう ―チヤウ 【野帳】🔗⭐🔉
の-ちょう ―チヤウ 【野帳】
江戸時代,検地の現場で作製された一種の手控え。田畑一筆ごとの字(アザ)・名請人・反別・間数を書き留め,これを整理・清書して合野帳・清野帳を作り,検地帳の基本的資料とした。
→やちょう(野帳)
大辞林 ページ 151858。