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のち-の-あした 【後の朝】🔗⭐🔉
のち-の-あした 【後の朝】
男女が会って共寝をした翌朝。のちのあさ。きぬぎぬ。「―は,残り多かるここちなむする/枕草子(一三九・能因本)」
のち-の-あやめ 【後の菖蒲】🔗⭐🔉
のち-の-あやめ 【後の菖蒲】
「六日(ムイカ)の菖蒲(アヤメ)」に同じ。
のち-の-いみな 【後の諱】🔗⭐🔉
のち-の-いみな 【後の諱】
死後に贈られる称号。おくりな。いみな。「後の御いみな清慎公と聞ゆ/栄花(月の宴)」
のち-の-おや 【後の親】🔗⭐🔉
のち-の-おや 【後の親】
実の親が死んだあと,親として頼りにする人。まま親。「今はただ,この―をいみじうむつびまつはし聞こゆ/源氏(若紫)」
のち-の-きく 【後の菊】🔗⭐🔉
のち-の-きく 【後の菊】
「十日(トオカ)の菊」に同じ。
のち-の-こと 【後の事】🔗⭐🔉
のち-の-こと 【後の事】
(1)死後に営む仏事や法事。のちの業(ワザ)。「命つきぬと聞こしめすとも,―おぼし営むな/源氏(松風)」
(2)後産(アトザン)。のちのもの。「心もとなきもの…子生みたる―の久しき/枕草子 160」
のち-のち [0] 【後後】🔗⭐🔉
のち-のち [0] 【後後】
(1)これから先。将来。あとあと。副詞的にも用いる。「―のことまで考える」「―心配のないようにしておく」
(2)それ以後。「あひ知りて侍ける人,―までこずなりにければ/後撰(秋下詞)」
(3)死者の法事を営む七日目ごとの日。「―の御わざどもし給ふ/宇津保(忠こそ)」
のち-の-ちゅうしょおう ―チユウシヨワウ 【後中書王】🔗⭐🔉
のち-の-ちゅうしょおう ―チユウシヨワウ 【後中書王】
具平(トモヒラ)親王の通称。
のち-の-つき 【後の月】🔗⭐🔉
のち-の-つき 【後の月】
(1)陰暦八月十五夜に対して,九月十三夜の月。十三夜。[季]秋。《―庭に化物つくりけり/太祇》
(2)閏月(ウルウヅキ)。
のち-の-つきみ 【後の月見】🔗⭐🔉
のち-の-つきみ 【後の月見】
(1)陰暦九月十三夜の月見。八月一五日の中秋の月見に対していう。「―の芋を食て,屁のごとき小冊成る/滑稽本・浮世風呂(前)」
(2)近世,遊里での紋日(モンビ)の一。陰暦九月一三日に遊女を揚げて月見をした。「河庄が所へも―の払というて/浄瑠璃・天の網島(下)」
大辞林 ページ 151857。